水槽レイアウトについてプロにコツを聞いてみた【参考動画もあるよ】
アクアルバム公式
2017/07/27(木)21:32
不定期にお送りする特集「アクアのプロへインタビュー」
今回は東京のアクアショップ「Aquarium house Halu」のハルオさんに水槽のレイアウトについて聞いてみました。
アクアリウムの中でレイアウトは大変重要で難しいテーマだと思います。
是非この記事も一つの参考としてご覧ください。
綺麗に見せるためのコツというかなんというかですが、どんなレイアウトでも水草の使い方がとても重要になっきます。
石にしても流木にしても、こう組んだら綺麗に見えるということを言葉で説明するのはなかなか難しいものがありますが、レイアウトにこだわらずに、例えば石を一個置いただけでも、石や流木を適当に放り込んだだけでも、水草の使い方次第で綺麗に見せることができます。
逆にどんなに素晴らしいレイアウトを組んでも水草の使い方がよくないと綺麗に見えなくなってしまうこともあるということですね。
水草を上手に使って綺麗にみせるために大事なポイントをいくつか挙げると、どの水草を使うか、どの位置に使うか、どのくらい使うか、などといった感じになります。
まずどの水草を使うかについてですが、これはその選択肢が多いに越したことはありません。
頭の中でレイアウトをイメージした時や実際にレイアウトを組んだ時に、水草の種類をたくさん知っていれば色々な水草の組み合わせをイメージすることができます。
これはとても役に立つので、本やネットで調べたり、実際にお店に行って実物を見たりして引き出しを増やすことをお勧めします(^^)
次にどの位置に使うか、どのくらい使うかについてです。
これはちょっと感覚的なところがあるので初めのうちはなかなかうまくいかないかもしれませんが、その感覚を早くつかむために有効なのがたくさんのレイアウト水槽を見ることです。
これも本やネット、お店でいくらでも見ることができます。
綺麗なレイアウト水槽を見てどういったところに植栽しているか、どのくらいの密度で植栽しているか、といったことを観察したり、初心者の方の水槽を見てどこをどうしたらより良くなるか、と考えたりすることで、感覚としてこの位置に植栽するとよく見えるとか、ここに植栽するのは良くないといったことが分かってくると思います。
これをぎゅっとまとめると「綺麗に見せるためのコツは水草を使いこなす!」です(^^)
もちろんこれがすべてではないので正確には「コツの一つは、」ですけどね笑
─やはり水草が肝心なんですね。また、レイアウト制作の流れを説明した動画も提供して頂いたのでご覧ください。
※これらの動画はアクアルバムとの関係はありません。
─せっかくなので他にも個人的に気になることを聞いてみました。
アク抜きの方法ですが、ご質問のように水につけておく方法や鍋で煮る方法、アク抜き剤を使用する方法などがありますが、アク抜きということだけで考えるとブラックホールなどの高性能活性炭の使用が一番ですね。
作業的にもフィルターに入れるだけと、他の方法と比較するまでもなく簡単で時間もかかりませんし、価格も高いものではないので(^^)
また他の方法でアクを抜いた場合に、アクが抜けたと思って使ったらまだアクが残っていて水が黄ばんでしまい換水という作業の追加や結局ブラックホールを使う羽目に…、といった事も起こりうると思うので笑
ただこれはあくまでアクを抜くことだけに焦点を当てた話ですので、例えばこれに流木の水カビの問題や、販売されている流木ではなく拾ってきた流木の場合は、等といったアク抜き以外の事まで考えていくと必ずしもブラックホールなどの高性能活性炭の使用が1番と言うわけではなくりますが(^-^)
─ブラックホールは私も使うことがありますが、確かに簡単で効果もバツグンですよね。
これはとても単純なことですが、まず石や流木を現地で採る人たちがいます。
ここに人件費が発生します。
次にその石や流木を取り扱う問屋さんのもとへ運ぶ輸送費が発生します。
そういった費用に問屋さんの利益をのせたものが卸値となります。
お店はこの卸値で石や流木を購入します。
そこに問屋さんからお店へ運ぶ運賃、お店の利益をのせたものが販売価格となります。
これだけでも石や流木が10円20円では販売できないことがお分かりいただけると思います(^^)
そして何故わざわざそんなお金をかけて仕入れるのかというと、多くはその辺で簡単に拾うことができない石や流木だから、と言う事になります。
細かく話すとこんなざっくりとした理由だけではなくまだまだたくさんの理由があるのですが、うまくまとめてお話できそうにないのでここではこれくらいにしておきたいと思います。
もちろん拾った素材を使ってレイアウトをすることがよくないなんてことは全くなく(水槽に入れた際のトラブルについては自己責任となりますが)、どちらを選ぶかは自由ですので自分の必要とするほうを選んでレイアウトを楽しんでいただければと思います(^^)
当店は小さいお店ではありますが、たくさんのレイアウト素材を取り扱っております(^-^)
また、入り口から入ると建物の構造上なのか、素材しか扱っていないお店と勘違いされることがよくあるのですが、奥の部屋にて用品、生体、水草も販売しております。汗
店内には20cm〜120cmの空の水槽を設置してありますので、そこにご自由に素材を入れてサイズ感を確かめたり、レイアウトを組むことができます。
他にもレイアウトについてのお悩みや相談等ありましたら是非当店へお越し下さい(^-^)
店舗情報
Aquarium house Halu
東京都足立区柳原2-24-1
最寄駅
北千住駅 京成関屋駅
駅からの距離
徒歩9分
営業時間
平日14:00〜20:00 土日祝12:00〜20:00
定休日
水木 (営業時間の変更や臨時店休日などがある際にはTwitter、Facebookでお知らせしております)
TEL: 03-6884-8777
MAIL: aquariumhousehalu@gmail.com
Twitter @Aquahouse_Halu
今回は東京のアクアショップ「Aquarium house Halu」のハルオさんに水槽のレイアウトについて聞いてみました。
アクアリウムの中でレイアウトは大変重要で難しいテーマだと思います。
是非この記事も一つの参考としてご覧ください。
レイアウトの種類にもよるとは思いますが、レイアウトをきれいに見せるためのコツは何ですか?
綺麗に見せるためのコツというかなんというかですが、どんなレイアウトでも水草の使い方がとても重要になっきます。
石にしても流木にしても、こう組んだら綺麗に見えるということを言葉で説明するのはなかなか難しいものがありますが、レイアウトにこだわらずに、例えば石を一個置いただけでも、石や流木を適当に放り込んだだけでも、水草の使い方次第で綺麗に見せることができます。
逆にどんなに素晴らしいレイアウトを組んでも水草の使い方がよくないと綺麗に見えなくなってしまうこともあるということですね。
水草を上手に使って綺麗にみせるために大事なポイントをいくつか挙げると、どの水草を使うか、どの位置に使うか、どのくらい使うか、などといった感じになります。
まずどの水草を使うかについてですが、これはその選択肢が多いに越したことはありません。
頭の中でレイアウトをイメージした時や実際にレイアウトを組んだ時に、水草の種類をたくさん知っていれば色々な水草の組み合わせをイメージすることができます。
これはとても役に立つので、本やネットで調べたり、実際にお店に行って実物を見たりして引き出しを増やすことをお勧めします(^^)
次にどの位置に使うか、どのくらい使うかについてです。
これはちょっと感覚的なところがあるので初めのうちはなかなかうまくいかないかもしれませんが、その感覚を早くつかむために有効なのがたくさんのレイアウト水槽を見ることです。
これも本やネット、お店でいくらでも見ることができます。
綺麗なレイアウト水槽を見てどういったところに植栽しているか、どのくらいの密度で植栽しているか、といったことを観察したり、初心者の方の水槽を見てどこをどうしたらより良くなるか、と考えたりすることで、感覚としてこの位置に植栽するとよく見えるとか、ここに植栽するのは良くないといったことが分かってくると思います。
これをぎゅっとまとめると「綺麗に見せるためのコツは水草を使いこなす!」です(^^)
もちろんこれがすべてではないので正確には「コツの一つは、」ですけどね笑
─やはり水草が肝心なんですね。また、レイアウト制作の流れを説明した動画も提供して頂いたのでご覧ください。
※これらの動画はアクアルバムとの関係はありません。
─せっかくなので他にも個人的に気になることを聞いてみました。
流木のアク対策に効果的な方法などはありますか?(素直にアクが抜けるまで水につけとくしかないのでしょうか?)
アク抜きの方法ですが、ご質問のように水につけておく方法や鍋で煮る方法、アク抜き剤を使用する方法などがありますが、アク抜きということだけで考えるとブラックホールなどの高性能活性炭の使用が一番ですね。
作業的にもフィルターに入れるだけと、他の方法と比較するまでもなく簡単で時間もかかりませんし、価格も高いものではないので(^^)
また他の方法でアクを抜いた場合に、アクが抜けたと思って使ったらまだアクが残っていて水が黄ばんでしまい換水という作業の追加や結局ブラックホールを使う羽目に…、といった事も起こりうると思うので笑
ただこれはあくまでアクを抜くことだけに焦点を当てた話ですので、例えばこれに流木の水カビの問題や、販売されている流木ではなく拾ってきた流木の場合は、等といったアク抜き以外の事まで考えていくと必ずしもブラックホールなどの高性能活性炭の使用が1番と言うわけではなくりますが(^-^)
─ブラックホールは私も使うことがありますが、確かに簡単で効果もバツグンですよね。
率直な疑問なのですが、流木や石など、一見その辺で拾えそうな物がどこのお店もあんなに高いのは何故ですか?
これはとても単純なことですが、まず石や流木を現地で採る人たちがいます。
ここに人件費が発生します。
次にその石や流木を取り扱う問屋さんのもとへ運ぶ輸送費が発生します。
そういった費用に問屋さんの利益をのせたものが卸値となります。
お店はこの卸値で石や流木を購入します。
そこに問屋さんからお店へ運ぶ運賃、お店の利益をのせたものが販売価格となります。
これだけでも石や流木が10円20円では販売できないことがお分かりいただけると思います(^^)
そして何故わざわざそんなお金をかけて仕入れるのかというと、多くはその辺で簡単に拾うことができない石や流木だから、と言う事になります。
細かく話すとこんなざっくりとした理由だけではなくまだまだたくさんの理由があるのですが、うまくまとめてお話できそうにないのでここではこれくらいにしておきたいと思います。
もちろん拾った素材を使ってレイアウトをすることがよくないなんてことは全くなく(水槽に入れた際のトラブルについては自己責任となりますが)、どちらを選ぶかは自由ですので自分の必要とするほうを選んでレイアウトを楽しんでいただければと思います(^^)
最後にお店のご紹介をお願いします
当店は小さいお店ではありますが、たくさんのレイアウト素材を取り扱っております(^-^)
また、入り口から入ると建物の構造上なのか、素材しか扱っていないお店と勘違いされることがよくあるのですが、奥の部屋にて用品、生体、水草も販売しております。汗
店内には20cm〜120cmの空の水槽を設置してありますので、そこにご自由に素材を入れてサイズ感を確かめたり、レイアウトを組むことができます。
他にもレイアウトについてのお悩みや相談等ありましたら是非当店へお越し下さい(^-^)
店舗情報
Aquarium house Halu
東京都足立区柳原2-24-1
最寄駅
北千住駅 京成関屋駅
駅からの距離
徒歩9分
営業時間
平日14:00〜20:00 土日祝12:00〜20:00
定休日
水木 (営業時間の変更や臨時店休日などがある際にはTwitter、Facebookでお知らせしております)
TEL: 03-6884-8777
MAIL: aquariumhousehalu@gmail.com
Twitter @Aquahouse_Halu
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[7]返信
Hanekko
2017年7月30日
他の方のレイアウトするとこを見たことがないので、面白いですね。ソイルに水草を挿すとき、意外とささっとやるんだなぁとか(笑) ちょうど次は、石組しようと思ってるので、得るところもありました~。 接着剤そのままモスに付けると、その部分は枯れるって聞くけど、どうなんでしょうね?? |
[6]返信
もちもち
2017年7月29日
流木にはブラックホールが良かったんですねΣ(゚д゚|||)あく抜き剤使ってました~家にブラックホールあるのにw。あと石同士を接着剤でくっ付けたいと思っているので大変勉強になりました~ |
[5]返信
riparian
2017年7月29日
水槽を一つリセットすることになったのでありがたい内容です 動画では水草を活着させるのに接着剤使ってますけど何でもいいのか悩みます ググった限りでは何でも大丈夫そうなんですが・・・ さすがに慣れてますよね~ こんなにカッコよくレイアウトしてみたいです |
[4]返信
みやや
2017年7月28日
レイアウト作って相談したり検討出来る空間あるのって素敵ですね! 次に東京寄る時は是非寄ってみようと思います♪ |
[3]返信
とみお
2017年7月28日
あっHaluさん!開店当初にお邪魔させてもらい、そこで買った流木を2年越しで使わせてもらいました( ̄∀ ̄) 東京に行く際は是非また寄ります! |
[1]返信
コリだらス
2017年7月28日
レイアウト下手な私にはちょうどいい^ ^ なんしかたくさんのレイアウト水槽見る事が大切なんですね! |