はっさくのことを整理する
六花
2017/10/05(木)21:46
昨日、突如亡くなってしまったはっさく。
未だにこれを書きながら、つらい、苦しい気持ちになりますが、それでもきちんと向き合わなければなりません。彼の死を無駄にしないためにも。残った子たちを飼育し続けるためにも。
ここ数日の私の日記を遡っていただくと、写真付きで詳しくわかると思いますが、もう一度事の流れを追いながら、原因を考えていきたいと思います。
5日ほど前から、以前かじられたものの再生しかけていたはっさくの尾びれが、またぼろぼろになっていて、様子見していましたが、改善が見られませんでした。ぼろぼろ具合があまりに酷いのと、どことなく元気がないように見えた(いつもは上層にいるのに、底の物陰に隠れていたりした。)ので、尾ぐされの可能性もあると見て、一昨日の夜、ひとまず隔離して塩水浴させてみることにしました。水温は26度、塩分濃度は0.5%です。
実はこのとき、100%新しい水道水の水であるにも関わらず、私はカルキ抜きを入れ忘れた気がします。あり得ないミスです。(白状すると水かえの時にも入れ忘れることがあります。慌てるのは本当に良くないです。)後からふと思い出して、もう既にはっさくが泳いでいる隔離水槽の中に、カルキ抜きを入れました。冷静に考えれば、恐らくあまり意味がないし、逆によくなかったのかもしれません。カルキ抜きしていないただの塩水に、弱った魚をぶっこんだわけです。確実に彼のダメージになったでしょう。
翌日の朝は、普通に泳いでいました。しかし、昼過ぎに様子を見にいくと、底の方に沈んで、動かなくなっていました。驚いた私は、水槽を叩いたりして反応を見ました。(これも恐らく彼にとって大きなストレスとなったことと思います。反省。)すると、はっさくも驚いて、飛び跳ねるように動きました。眼球だけ動かしたり、呼吸をしているのが観察できました。なぜか身体の尾びれ側だけが、不自然に浮いてしまうようで、逆立ちみたいな姿勢になっていました。症状だけ見れば、転覆病とか、腹水病のようにも見えました。
時々、水面まで息継ぎもしにいっていましたが、かなりしんどそうだったので、小さいプラケに浅く隔離水槽の水を張って弱めのエアレをかけ、そこにはっさくを入れて隔離水槽に浮かべました。(プラケにはヒーターが入らないため)
その後、塩分濃度が濃すぎるのと、もとの水槽の水質と違いすぎるのがいけないのかと、本水槽からプラケに点滴法で少しずつ飼育水を入れて様子を見ることにしました。このとき、室内が暖かかったため、プラケを一旦隔離水槽から出しています。しかしこのとき、室温をちゃんと見たわけではなく、あくまで私の体感でした。しかもプラケには水温計を入れていません。もしこのときに急激に水温低下していたとしたら、それもはっさくを弱らせる要因になったと思います。
そしてこの処置の最中に、はっさくは息を引き取りました。
・・・とまあ、振り返れば飼育者である私の初歩的なミスばかり。叩かれても返す言葉もありません・・・
なんとかしようとすればするほど、裏目に出るようなことばかりしている気がします。
焦ったりパニックになるのは良くないです。落ち着いて、冷静に対応しなければいけないと思いました。
また、あんなヒレぼろにさせてしまう前に、もっと早くまだ元気があるうちに、隔離して養生させるという判断も、ひとつアリだったのかもしれません。そのあたりの見極めは本当に難しいですが・・・
はっさくが沈んでいるのを発見したときに、Twitterで助けを求めるために撮影した動画を載せておきます。
気づいた点等あれば、教えてください。
ビバガ編集長の冨水明氏の「知識なき愛情は虐待である」という言葉が胸に突き刺さります。
未だにこれを書きながら、つらい、苦しい気持ちになりますが、それでもきちんと向き合わなければなりません。彼の死を無駄にしないためにも。残った子たちを飼育し続けるためにも。
ここ数日の私の日記を遡っていただくと、写真付きで詳しくわかると思いますが、もう一度事の流れを追いながら、原因を考えていきたいと思います。
5日ほど前から、以前かじられたものの再生しかけていたはっさくの尾びれが、またぼろぼろになっていて、様子見していましたが、改善が見られませんでした。ぼろぼろ具合があまりに酷いのと、どことなく元気がないように見えた(いつもは上層にいるのに、底の物陰に隠れていたりした。)ので、尾ぐされの可能性もあると見て、一昨日の夜、ひとまず隔離して塩水浴させてみることにしました。水温は26度、塩分濃度は0.5%です。
実はこのとき、100%新しい水道水の水であるにも関わらず、私はカルキ抜きを入れ忘れた気がします。あり得ないミスです。(白状すると水かえの時にも入れ忘れることがあります。慌てるのは本当に良くないです。)後からふと思い出して、もう既にはっさくが泳いでいる隔離水槽の中に、カルキ抜きを入れました。冷静に考えれば、恐らくあまり意味がないし、逆によくなかったのかもしれません。カルキ抜きしていないただの塩水に、弱った魚をぶっこんだわけです。確実に彼のダメージになったでしょう。
翌日の朝は、普通に泳いでいました。しかし、昼過ぎに様子を見にいくと、底の方に沈んで、動かなくなっていました。驚いた私は、水槽を叩いたりして反応を見ました。(これも恐らく彼にとって大きなストレスとなったことと思います。反省。)すると、はっさくも驚いて、飛び跳ねるように動きました。眼球だけ動かしたり、呼吸をしているのが観察できました。なぜか身体の尾びれ側だけが、不自然に浮いてしまうようで、逆立ちみたいな姿勢になっていました。症状だけ見れば、転覆病とか、腹水病のようにも見えました。
時々、水面まで息継ぎもしにいっていましたが、かなりしんどそうだったので、小さいプラケに浅く隔離水槽の水を張って弱めのエアレをかけ、そこにはっさくを入れて隔離水槽に浮かべました。(プラケにはヒーターが入らないため)
その後、塩分濃度が濃すぎるのと、もとの水槽の水質と違いすぎるのがいけないのかと、本水槽からプラケに点滴法で少しずつ飼育水を入れて様子を見ることにしました。このとき、室内が暖かかったため、プラケを一旦隔離水槽から出しています。しかしこのとき、室温をちゃんと見たわけではなく、あくまで私の体感でした。しかもプラケには水温計を入れていません。もしこのときに急激に水温低下していたとしたら、それもはっさくを弱らせる要因になったと思います。
そしてこの処置の最中に、はっさくは息を引き取りました。
・・・とまあ、振り返れば飼育者である私の初歩的なミスばかり。叩かれても返す言葉もありません・・・
なんとかしようとすればするほど、裏目に出るようなことばかりしている気がします。
焦ったりパニックになるのは良くないです。落ち着いて、冷静に対応しなければいけないと思いました。
また、あんなヒレぼろにさせてしまう前に、もっと早くまだ元気があるうちに、隔離して養生させるという判断も、ひとつアリだったのかもしれません。そのあたりの見極めは本当に難しいですが・・・
はっさくが沈んでいるのを発見したときに、Twitterで助けを求めるために撮影した動画を載せておきます。
気づいた点等あれば、教えてください。
ビバガ編集長の冨水明氏の「知識なき愛情は虐待である」という言葉が胸に突き刺さります。
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[18]返信
六花
2017年10月11日
>>9 みやや さん なるほど… 色んな病気の初期症状は、ひとまず換水しましょうって意見も多いですもんね。試薬では何も問題がなくても、お魚の小さな身体は敏感に変化に反応しているのでしょうし、大事なことですよね。 14日は残念ながら予定がありまして…( ;´Д`) NATUREさん最近全然いけてないので、そろそろ行きたいんですけどね… |
[17]返信
六花
2017年10月11日
>>8 jun さん そうですね。 まだ余裕のある飼育数だったとは思いますが、引っ越ししてからしばらく経って、落ち着いてはきたので、実は60水槽への買い替えか30キューブ2つに分けて飼育することも検討していたところでした。 ただ金銭的に余裕がなかったりして、先送りになっているという… しかもこれからもしばらくは現状のままになりそうなので、今できる世話をしっかりして、残っている子達を健康に育ててやりたいです。 |
[16]返信
六花
2017年10月11日
>>7 えびちり さん 深呼吸するなりして、自分の気持ちを落ち着かせて、冷静に対処しないといけませんね… このあたりが、初心者くさいというか、ベテランさんは違うのだろうなぁと思います。 |
[15]返信
六花
2017年10月11日
>>6 コロネーゼ さん 犬猫や小動物爬虫類の飼育が簡単だとは思いませんが、それらに比べると、ちょっとしたダメージで命取りになってしまいやすい生き物なのかなぁと最近思います。ある意味ペットとして飼うのには、難しい種類なのかもしれませんね。 |
[14]返信
六花
2017年10月11日
>>5 Hanekko さん そうですねぇ…中には動物病院で魚を見てくれるところもあるようですが、やはり連れていくこと自体が魚にとっては結構な負担になると思うので、そこらへんが犬猫とは違った難しさがありますよね… 水草水槽も見てるだけで癒しになりますよね。 |
[13]返信
六花
2017年10月11日
>>4 コリだらス さん そうですね。今まで死んでいった子達も、いろいろ原因は考えられるけど、結局のところ決定的なものはわからずじまいです。 挟まり事故とか、CO2とか、不安な要素はできるだけ除去していますが…お金にもスペースにも限りはあるし、ベストな状態で飼えているかというと、そうではないなぁと思ったりもします。 何はともあれ、今残っている子達のためにも頑張らないといけないなと思いました。ありがとうございます。 |
[12]返信
六花
2017年10月11日
>>3 もちもち さん 以前ゆずとみかんが2匹では喧嘩してしまった時に、飼育する数を増やすのが一番手っ取り早く喧嘩を抑える方法と言われたこともありましたが、今回ははっさくが他の2匹よりもひとまわり小さかったせいもあり、やられてしまいがちになってしまったのかなぁという気がします。れもんはでこぽんに追い回されることもありますが、ヒレをかじられているところは今のところ見たことありませんので…体格が違うと逃げ足も違うのかもしれません。 グラミーについて詳しく書かれた専門書みたいなのがなく、またグラミーをメインに飼育されている方もそこまで多くはないので、経験を積んでいくしかないのかもしれませんね… |
[11]返信
六花
2017年10月11日
>>2 Polypterus さん 調べているとカルキをあまり気にしないでやってる方もまあまあいらっしゃるみたいですね。 ただ本当にカルキにしろ水質にしろ、しんどかったはずのはっさくに、さらに負担をかけるようなことをしてしまったミスが、トドメを刺すような形になってしまったのかなぁと思います。 飼育設備も色々改善したいことが多々あるのですが、なかなか住宅的、金銭的な事情も絡んで追いつかないままになっていて、魚たちには申し訳ない限りです。 今の私にできる精一杯の世話で、今いる子たちを大切に飼育していくしかないですね… |
[10]返信
六花
2017年10月10日
>>1 cory-paradise さん 昔某掲示板で私のことかな?と思われる批判のコメントを見てしまったことがあって、トラウマになっているところもあ「ます… 間違いも失敗もあって、今回もまた死なせてしまったので、私は自分のことを許せるわけではありませんが、そう言っていただけると少し救われます。ありがとうございます。 |
[9]返信
みやや
2017年10月7日
うちでは餌の種類や量によって毎度糞やらの量も違うので換水の目安として 水質が悪くなってくるとヒレが裂けたりした症状が見られたりしたら換水のローテ日を待たずに換水限界ラインとして換水します。 割りと餌と糞による水質悪化は割りとウェイト高めなファクターかなと自分の中で感じてます。 けどこれも確たる根拠もないmyルールなのでアクアの難しさはやはり解がない事だと思います。 これからも色々と悩んだり喜んだりあると思いますが回り道はあったとしても間違いはないと思いますよ。 14日NATUREさんに遊び行く予定なので熱く語りに来てくださいな(^^ゞ |
[8]返信
jun
2017年10月6日
アクアリウムは人間と一緒で病気になった時の対処より病気にならない環境を作るのが大事だと思います アクアルバムでも良く出てくる水量は正義と言う言葉は先達が色々な失敗を重ねて辿り着いた至極の格言だと思います 特に小型水槽は少しの事がきっかけで環境が変化しやすいので設置場所の問題もあると思いますが60規格で経験を積み重ねてから小型水槽に手を出していれば防げるトラブルもあったのではないかと思います 色々と偉そうな事を言いましたがこれも私が失敗を重ねてきたから骨身に染みている事です これに挫けず楽しいアクアライフを送ってね(^_^)ノ |
[7]返信
えびちり
2017年10月6日
動画の状態になったことはないんですけど、やっぱり尻尾のダメージからの水質変化ショックかなぁ…と思います>< 冷静に対処しないとって思うんですけど、やっぱり動揺しているのかいろいろ手順間違っちゃうんですよね、私も薬薄めに作ったつもりが逆に濃かったこととかあります…(;´Д`) |
[6]返信
コロネーゼ
2017年10月6日
お魚すぐ死んだりしますよねぇ 原因もよく分からなくて困りますし……それでも解析しようとするの偉いと思います! |
[5]返信
Hanekko
2017年10月6日
お魚など、医者に見てもらえない生き物を飼うのは本当に難しいです。 ポリプテルスさんとこに書きましたが、私は喪失感のない水草育成にかたよっちゃいました。これはこれでハマるんですけどね。そういう方向もありますよと。 |
[4]返信
コリだらス
2017年10月6日
魚飼ってるとある事なんですよね…いろいろ考えてみても思い当たるフシがあるってゆう程度で決定的な原因って解らない事でもありますよね(><) 最善を尽くして魚の体力に賭けるしか出来ないのが辛いとこですね 一つ一つ原因らしき事を潰していくそしていつかどんな場面にでもある程度対応できるようになるのかな、気持ちはよくわかりますが切り替えて残った魚達を愛でてやってください^ ^ |
[3]返信
もちもち
2017年10月6日
私がパールグラミーを飼っていた時(15年以上前です)結構ながく飼っていたのですが白コリ1とパールグラミー1とネオンテトラ3匹くらいの飼育でグラミー同士がケンカする要素っていうのが無かったんだなと思いだしました、ちょっとさみしそうにも見えますが、グラミーは一匹の方が精神的に安定するのかもしれないですね~、一つの水槽で何匹か飼うとしたらセパレーターを付けるか大量に水草を入れて隠れ家をたくさん作るか・・という事なのかもしれません。でもこうやって一つ一つ問題を解決していけば残った子が幸せになれると思うので負けずにがんばりましょう(*´∀`*) なかなか熱帯魚の飼い方の本にも踏み込んだ詳しい飼い方は載ってなかったりしますし学ぶしかないのは私も同じです(´;Д;`)どうしても手さぐりな所もあるし失敗して辛い事もありますが知識は段々積み重なると思うんです(*´ェ`*)学ぶ気持ちが大事だなぁと私も感じています。 |
[2]返信
Polypterus
2017年10月5日
これが答えではないと思いますが、 齧られストレスがあった中の隔離、水道水100%からのpHショック、それが結果かな、と。 エロモナスなりの発症の可能性もあるかと思いますが、カルキ抜きは後から入れたところでも問題はないと思います。 実際、私は浄水器通して水道水を混合栓から直入れして、気持ちの為に粘膜守る為にアクアセイフ添加してます。 換水時にカルキ抜きなんかいれないよー。 で、生体を落とさずにいる人もいるくらいですから(健康な状態だろうが) 少しキツイ言い方だったかもしれませんが、思ったことをちゃんと言える(六花さんと同じです、ちゃんとやった事をやった)と、これでこうすればいいよー、と、ダイレクトなコメントは出来ないかも知れませんが、このタイミングでどう考えるかだと思います。 もちろん、日記読ませていただきましたが、大切にしてる気持ちは十分に伝わりました。 何かあればここの先人達がしっかりフォローしてくれるはずですから、あまり気を落とさずに今いる子をしっかりですよ(^^) |
[1]返信
cory-paradise
2017年10月5日
誰も貴方のミスだと叩くことなど出来ません。 誰もが常に最善の選択や行動が出来るわけではありませんし、そもそもアクアリウムに完璧は無いと思っています。飼育者として日頃から観察をし、違和感があれば速やかに対応する、情報を得るといった努力を惜しまなかった姿勢は日記から読み取れますし、立派だと思います。 私も亡くした魚は星の数ほどあります。どんなに愛情をかけても上手くいかないことも多いアクアリウムの世界で、愛情を言い訳にしてたら生き物の飼育は出来ないとゆうこと学びました。押し付けられることではありませんが、私達人間だけが行う飼育とゆう行為の意味を真摯に受け止めていきたいと考えています。 長文失礼しました。はっさくちゃんのご冥福を心からお祈りします。 |