コリドラスの底床を考える
cory-paradise
2017/10/13(金)08:34
Moi! こんにちは。cory-paradiseです。
地球の表面における海の割合は 約70%です。残りはカンテがカバーしている(解る人はプレミアリーグ通!)
つまり 陸地は30%しか無い 訳ですね。さらに私達が暮らす日本の面積は地球全体の約0.25%に過ぎないとか。わかってはいましたけど、やはり狭いですね。
だとしても、水槽のサイズアップをあきらめきれないのがアクアリストの性分です。
120cm水槽欲しいなぁ。コリマンションも創りたいなぁ。
どうにも物欲が治まりません。どなたかお祓いして下さい。
そんなこんなで本題に参りましょう。
コリドラスを飼育するにあたって、最も頭を悩ますのが底床ではないでしょうか?
一般的には粒が細かくて角が丸い砂が適していると言われ、ちょっと調べただけでも「コリドラスにおススメ!」と宣伝文句のついた底床はたくさん出てきます。
しかし、何がどう違うのかはわかりづらいのが実際です。
また、コリドラスは水槽の底面を主な生活層とするため底床の影響を受けやすい魚でもあります。では、底床の影響とはいったい何でしょう?
今回の記事は、私が実際に使った底床を中心に、それらがコリドラスに適していると言われる理由について考えていきたいと思います。
1.安全性
コリドラスの最大の特徴と言えば「もふもふ」ですね。
この動作を観察していると気が付くと思いますが、角の尖った砂では吻やヒゲ、あるいはエラを傷つけてしまう可能性があります。悪いことに傷口から細菌に感染すると、様々な病気になったり、場合によってはヒゲが溶けてしまうこともあります。
このことから安全に「もふもふ」出来る底床を選ぶことがポイントであると思います。
2.メンテナンス性
私もそうですが、水換え作業をする時に底床掃除を合わせて行っている方は多いと思います。特にコリドラスの飼育において底床掃除と、そのスキルは必須事項だと思っています。
なぜかと言うと、汚れが溜まった底床は病気を発症させる原因となる細菌の温床となりますので、メンテナンスを怠るとコリドラスが病気になるリスクが高まってしまう訳です。しかしメンテナンスは飼育者にとって負担となるのも事実です。
そこでメンテナンスに適した底床を選ぶこともポイントとなります。
3.濾過サイクルの一環としての効果
底床にもバクテリアは定着しますが、一般的には水圧によりギュッと押し込まれ、水の流れがほとんど無く、汚れが留まり易く、酸素も供給されないため表面以外は嫌気性バクテリアが多く繁殖し、生物濾過を期待するどころか悪さをする細菌が増える可能性が上がります。
つまり濾過サイクルが期待出来るのは内部に水の流れが出来る底床を選ぶことが条件であって、底面フィルターや一部の投げ込みフィルター(ぶくぶく)の使用時に限ります。その他のフィルターの場合では、正直なところバクテリアの定着は期待出来ません。底面フィルターと相性のよい底床はある程度粒の大きさがあり、多孔質であることとされています。
それでは、ここまで述べたポイント3点を踏まえつつレビューをしてみたいと思います。
ただし、濾過の期待度は底面フィルターに使用可能なものに限って記載しています。記載のない場合は底面フィルターには基本的に向かないものとして下さい。また、水質に影響を及ぼすものについては文中で触れています。
なお、色合いが明るい順に並べてありますが老眼ですので参考にならないかもしれません。
現在使用中の底床は写真添付してあります。
【 ADAラプラタサンド 】
安全性★★★★
メンテナンス性★★
非常に粒が細かく、真っ白で見栄えのする綺麗な砂です。美白系コリドラスの発色がよくなると思います。特にCo.アドルフォイなどのオレンジ色部分が鮮やかになるような気がします。
角も無くパウダー状なので安心、かつ砂が舞い上がる程の迫力の「もふ」を観察出来ます。一方メンテナンスでは砂ごと吸い出してしまうことが度々あります。
厚く敷くより薄く敷く方が適しており、底床とガラス面の接触場所にコケが生えると、かなり目立ってしまうので注意が必要です。
【 田砂 】
安全性★★★★★
メンテナンス性★★★
やや明るめの自然な感じに近い色合いで、どのコリドラスにも合うと思います。
大半が細かくて角の丸い砂で占められているので安心です。コリドラス用としては最もスタンダードではないでしょうか。比重も重いので掃除し易いですが、うっかりすると吸い出し事故が起きます。特に小型水槽の場合はちょっとしたコツが必要で、慣れるまでに時間を要するかもしれません。
厚敷きも薄敷きも両方いけますが、やはり底床とガラス面の接触場所にコケが生えると目立ってしまいます。
【 スドーボトムサンド 】
安全性★★
メンテナンス性★★
明るい茶色がかった色合いで、Co.パンダなどの肌色系コリドラスに合うと思います。
粒は小さくパウダー状ですが、指の腹で擦すり合わせると尖った感触があり、おそらく製造過程で破砕しているのかもしれません。比重は軽めでメンテナンス時の吸い出し事故も起こり易いです。
薄敷きでの使用が適していると思われ、この系統の色は販売数も少ないのでアイデア次第ではレイアウト向きかと思います。
【 津軽プレミアム 】
安全性★★★★★
メンテナンス性★★★★
濾過の期待度★★
やや暗めの色合いで、とても自然な雰囲気が出ます。Co.レセックスなどの暗色系のコリドラスは体色が濃く、ぐっと渋みが増しますし、Co.シュワルツィなどのラインやアイバンドがくっきりとしてくると思います。
粒は田砂よりやや大きいですが、角がなく、比重も重いためメンテナンス時の吸い出しはほぼ起こりません。全体的に安心して使用できるバランスの良い砂だと思います。
底面フィルターにも使用出来ないことはないですが、通水性は良くないですし、フィルター内に砂が入り込まないようにする工夫が必要であり、結果としてメンテナンスの負担が上がってしまいます。
【 礫Sサイズ 】
安全性★★★
メンテナンス性★★★★★
濾過の期待度★★★★
水に浸すと程よい川底感が出ます。濃淡様々な砂利が含まれていますので、コリドラスはもちろん、飼育する魚を選ばずに使用出来ると思います。粒の大きさは基本的にコリドラスが口に含めないサイズで、角が丸いものが揃っています。若干、角のある小さな粒が混じっていますが、洗う際に沈下するので簡単に取り除けます。
砂利は粒と粒の間に隙間が出来て通水するので底面フィルターとの相性はよく、バクテリアの繁殖も期待出来ます。メンテナンスも吸い出しを気にせずザクザクやれるので汚れを吸い出すのも簡単です。
【 大磯砂 】
安全性★★(初期のみ) ★★★(長期使用or酸処理した場合)
メンテナンス性★★★★★
濾過の期待度★★★★
古くからアクアリウムで使用されており実績があります。商品によりサイズ、色合いは様々です。
メンテナンスも容易で、今回紹介する中では最も底面フィルターとの相性が良くSHOPでも多用されています。粒の大きさは均一ではなく角張ったものもありますが、使い込めば角が取れてきます。一番の長所は安価でどこのSHOPでも手に入ることでしょう。
ただし特筆すべきことは、名前からもわかる通り海辺で採取されたものだとゆうことです。そのため貝殻が混ざっていることが多く使い始めは水質がアルカリ性に傾きやすくなります。長期間使用して貝殻が溶け切っていたり、酸処理(お酢をかけて貝殻を溶かす)してあれば水質への影響は少なくなります。非常にメジャーな商品ですが、初心者には初期の扱いが難しくベテラン向けの砂利です。
【 ソイル 】
安全性★★★(吸着系の場合)
メンテナンス性★
濾過の期待度★★★★★
コリドラスとは相性が悪いと言われますが、ソイルの持つ特性である水質を弱酸性に傾ける効果や、バクテリアの定着率が非常に高い面を考慮すると、上手く使いこなしたい優秀な底床です。また、ブラックトップが濃くなる効果がある事例もよく耳にします。
ただ残念ながら私は使いこなす力量が無く、実際にはコリドラスには使用していません。写真はワイルドベタの飼育水槽です。どうしてもメンテナンスに難があるので、ソイルの扱いと水草育成やレッドビー飼育などに長けた方なら使いこなせるのではないかと思います。
【 ベアタンク 】
安全性★
メンテナンス性★★★★★
濾過の期待度★
メンテナンスは手間要らずですが、私は孵化用の水槽以外では使用していません。コリドラスの魅力を全く引き出せず、吻をぶつけて怪我したり、発育を悪くするといった弊害があります。
光が底面に反射するため発色も悪くなり、コリドラス本来の体色を楽しむことも出来ません。
ただし、薬浴など隔離水槽であればベアタンク一択です。
番外【 アマゾン川源流の白砂 】
某通販SHOPさんで販売されていますが、今最も気になる底床です。
だってネグロ川水系の再現とか言われたら気になるでしょう!関心のある方は調べてみて下さい。そして使ってみたらレビューして頂けるとありがたいです。
いかがでしたか?
冒頭の粒が細かくて角の丸い砂が一般的な理由や、底床から受ける影響について、お伝えすることが出来ましたでしょうか? その上でレビューがご参考になれば幸いです。
私の例を紹介しますと、観賞要素の強い水槽では「もふもふ」が楽しめる田砂か津軽プレミアム。濾過強化のため底面フィルターを併用したい場合は使い込まれた大磯砂。水温の微調整が必要な繁殖用水槽では発熱するモーターが無い底面フィルターを使用したいのと、使い始めから水質への影響が少ない礫Sサイズ。とケースバイケースです。また、3㎝以上の厚さにしていますから、どれも定期的なメンテナンスが必要なことは共通しています。
もちろん、これまでの経験や考察を重ねての結論ですが、あくまで一例であって、私個人の感想でありますことをご了承下さい。そして使用量にもよりますが、底床が水質に与える影響については、商品説明や販売メーカーのサイトで確認するようお願いします。
コリドラス飼育をする際、底床を何にしようかと考えるだけでも楽しいものです。
アクアリウムに正解はありません。アイデアと試行錯誤次第で貴方だけのオリジナルな飼育方法を発見してみて下さい。
それではまた。Moimoi!
地球の表面における海の割合は 約70%です。残りはカンテがカバーしている(解る人はプレミアリーグ通!)
つまり 陸地は30%しか無い 訳ですね。さらに私達が暮らす日本の面積は地球全体の約0.25%に過ぎないとか。わかってはいましたけど、やはり狭いですね。
だとしても、水槽のサイズアップをあきらめきれないのがアクアリストの性分です。
120cm水槽欲しいなぁ。コリマンションも創りたいなぁ。
どうにも物欲が治まりません。どなたかお祓いして下さい。
そんなこんなで本題に参りましょう。
コリドラスと底床は永遠のテーマ
コリドラスを飼育するにあたって、最も頭を悩ますのが底床ではないでしょうか?
一般的には粒が細かくて角が丸い砂が適していると言われ、ちょっと調べただけでも「コリドラスにおススメ!」と宣伝文句のついた底床はたくさん出てきます。
しかし、何がどう違うのかはわかりづらいのが実際です。
また、コリドラスは水槽の底面を主な生活層とするため底床の影響を受けやすい魚でもあります。では、底床の影響とはいったい何でしょう?
今回の記事は、私が実際に使った底床を中心に、それらがコリドラスに適していると言われる理由について考えていきたいと思います。
1.安全性
コリドラスの最大の特徴と言えば「もふもふ」ですね。
この動作を観察していると気が付くと思いますが、角の尖った砂では吻やヒゲ、あるいはエラを傷つけてしまう可能性があります。悪いことに傷口から細菌に感染すると、様々な病気になったり、場合によってはヒゲが溶けてしまうこともあります。
このことから安全に「もふもふ」出来る底床を選ぶことがポイントであると思います。
2.メンテナンス性
私もそうですが、水換え作業をする時に底床掃除を合わせて行っている方は多いと思います。特にコリドラスの飼育において底床掃除と、そのスキルは必須事項だと思っています。
なぜかと言うと、汚れが溜まった底床は病気を発症させる原因となる細菌の温床となりますので、メンテナンスを怠るとコリドラスが病気になるリスクが高まってしまう訳です。しかしメンテナンスは飼育者にとって負担となるのも事実です。
そこでメンテナンスに適した底床を選ぶこともポイントとなります。
3.濾過サイクルの一環としての効果
底床にもバクテリアは定着しますが、一般的には水圧によりギュッと押し込まれ、水の流れがほとんど無く、汚れが留まり易く、酸素も供給されないため表面以外は嫌気性バクテリアが多く繁殖し、生物濾過を期待するどころか悪さをする細菌が増える可能性が上がります。
つまり濾過サイクルが期待出来るのは内部に水の流れが出来る底床を選ぶことが条件であって、底面フィルターや一部の投げ込みフィルター(ぶくぶく)の使用時に限ります。その他のフィルターの場合では、正直なところバクテリアの定着は期待出来ません。底面フィルターと相性のよい底床はある程度粒の大きさがあり、多孔質であることとされています。
底床レビュー
それでは、ここまで述べたポイント3点を踏まえつつレビューをしてみたいと思います。
ただし、濾過の期待度は底面フィルターに使用可能なものに限って記載しています。記載のない場合は底面フィルターには基本的に向かないものとして下さい。また、水質に影響を及ぼすものについては文中で触れています。
なお、色合いが明るい順に並べてありますが老眼ですので参考にならないかもしれません。
現在使用中の底床は写真添付してあります。
【 ADAラプラタサンド 】
安全性★★★★
メンテナンス性★★
非常に粒が細かく、真っ白で見栄えのする綺麗な砂です。美白系コリドラスの発色がよくなると思います。特にCo.アドルフォイなどのオレンジ色部分が鮮やかになるような気がします。
角も無くパウダー状なので安心、かつ砂が舞い上がる程の迫力の「もふ」を観察出来ます。一方メンテナンスでは砂ごと吸い出してしまうことが度々あります。
厚く敷くより薄く敷く方が適しており、底床とガラス面の接触場所にコケが生えると、かなり目立ってしまうので注意が必要です。
【 田砂 】
安全性★★★★★
メンテナンス性★★★
やや明るめの自然な感じに近い色合いで、どのコリドラスにも合うと思います。
大半が細かくて角の丸い砂で占められているので安心です。コリドラス用としては最もスタンダードではないでしょうか。比重も重いので掃除し易いですが、うっかりすると吸い出し事故が起きます。特に小型水槽の場合はちょっとしたコツが必要で、慣れるまでに時間を要するかもしれません。
厚敷きも薄敷きも両方いけますが、やはり底床とガラス面の接触場所にコケが生えると目立ってしまいます。
【 スドーボトムサンド 】
安全性★★
メンテナンス性★★
明るい茶色がかった色合いで、Co.パンダなどの肌色系コリドラスに合うと思います。
粒は小さくパウダー状ですが、指の腹で擦すり合わせると尖った感触があり、おそらく製造過程で破砕しているのかもしれません。比重は軽めでメンテナンス時の吸い出し事故も起こり易いです。
薄敷きでの使用が適していると思われ、この系統の色は販売数も少ないのでアイデア次第ではレイアウト向きかと思います。
【 津軽プレミアム 】
安全性★★★★★
メンテナンス性★★★★
濾過の期待度★★
やや暗めの色合いで、とても自然な雰囲気が出ます。Co.レセックスなどの暗色系のコリドラスは体色が濃く、ぐっと渋みが増しますし、Co.シュワルツィなどのラインやアイバンドがくっきりとしてくると思います。
粒は田砂よりやや大きいですが、角がなく、比重も重いためメンテナンス時の吸い出しはほぼ起こりません。全体的に安心して使用できるバランスの良い砂だと思います。
底面フィルターにも使用出来ないことはないですが、通水性は良くないですし、フィルター内に砂が入り込まないようにする工夫が必要であり、結果としてメンテナンスの負担が上がってしまいます。
【 礫Sサイズ 】
安全性★★★
メンテナンス性★★★★★
濾過の期待度★★★★
水に浸すと程よい川底感が出ます。濃淡様々な砂利が含まれていますので、コリドラスはもちろん、飼育する魚を選ばずに使用出来ると思います。粒の大きさは基本的にコリドラスが口に含めないサイズで、角が丸いものが揃っています。若干、角のある小さな粒が混じっていますが、洗う際に沈下するので簡単に取り除けます。
砂利は粒と粒の間に隙間が出来て通水するので底面フィルターとの相性はよく、バクテリアの繁殖も期待出来ます。メンテナンスも吸い出しを気にせずザクザクやれるので汚れを吸い出すのも簡単です。
【 大磯砂 】
安全性★★(初期のみ) ★★★(長期使用or酸処理した場合)
メンテナンス性★★★★★
濾過の期待度★★★★
古くからアクアリウムで使用されており実績があります。商品によりサイズ、色合いは様々です。
メンテナンスも容易で、今回紹介する中では最も底面フィルターとの相性が良くSHOPでも多用されています。粒の大きさは均一ではなく角張ったものもありますが、使い込めば角が取れてきます。一番の長所は安価でどこのSHOPでも手に入ることでしょう。
ただし特筆すべきことは、名前からもわかる通り海辺で採取されたものだとゆうことです。そのため貝殻が混ざっていることが多く使い始めは水質がアルカリ性に傾きやすくなります。長期間使用して貝殻が溶け切っていたり、酸処理(お酢をかけて貝殻を溶かす)してあれば水質への影響は少なくなります。非常にメジャーな商品ですが、初心者には初期の扱いが難しくベテラン向けの砂利です。
【 ソイル 】
安全性★★★(吸着系の場合)
メンテナンス性★
濾過の期待度★★★★★
コリドラスとは相性が悪いと言われますが、ソイルの持つ特性である水質を弱酸性に傾ける効果や、バクテリアの定着率が非常に高い面を考慮すると、上手く使いこなしたい優秀な底床です。また、ブラックトップが濃くなる効果がある事例もよく耳にします。
ただ残念ながら私は使いこなす力量が無く、実際にはコリドラスには使用していません。写真はワイルドベタの飼育水槽です。どうしてもメンテナンスに難があるので、ソイルの扱いと水草育成やレッドビー飼育などに長けた方なら使いこなせるのではないかと思います。
【 ベアタンク 】
安全性★
メンテナンス性★★★★★
濾過の期待度★
メンテナンスは手間要らずですが、私は孵化用の水槽以外では使用していません。コリドラスの魅力を全く引き出せず、吻をぶつけて怪我したり、発育を悪くするといった弊害があります。
光が底面に反射するため発色も悪くなり、コリドラス本来の体色を楽しむことも出来ません。
ただし、薬浴など隔離水槽であればベアタンク一択です。
番外【 アマゾン川源流の白砂 】
某通販SHOPさんで販売されていますが、今最も気になる底床です。
だってネグロ川水系の再現とか言われたら気になるでしょう!関心のある方は調べてみて下さい。そして使ってみたらレビューして頂けるとありがたいです。
あとがき
いかがでしたか?
冒頭の粒が細かくて角の丸い砂が一般的な理由や、底床から受ける影響について、お伝えすることが出来ましたでしょうか? その上でレビューがご参考になれば幸いです。
私の例を紹介しますと、観賞要素の強い水槽では「もふもふ」が楽しめる田砂か津軽プレミアム。濾過強化のため底面フィルターを併用したい場合は使い込まれた大磯砂。水温の微調整が必要な繁殖用水槽では発熱するモーターが無い底面フィルターを使用したいのと、使い始めから水質への影響が少ない礫Sサイズ。とケースバイケースです。また、3㎝以上の厚さにしていますから、どれも定期的なメンテナンスが必要なことは共通しています。
もちろん、これまでの経験や考察を重ねての結論ですが、あくまで一例であって、私個人の感想でありますことをご了承下さい。そして使用量にもよりますが、底床が水質に与える影響については、商品説明や販売メーカーのサイトで確認するようお願いします。
コリドラス飼育をする際、底床を何にしようかと考えるだけでも楽しいものです。
アクアリウムに正解はありません。アイデアと試行錯誤次第で貴方だけのオリジナルな飼育方法を発見してみて下さい。
それではまた。Moimoi!
スポンサーリンク
[22]返信
cory-paradise
2017年10月16日
ありがとうございます。一枚目はブリードの子達なのですが、人慣れしてるせいか近寄ると前面に集まってくるので撮影し易いです。水槽の新規立ち上げは楽しいですよね!ベネズエラオレンジは大型化しないですし、もう一種くらいなら追加できそうですがいかがです? いずれアピストにも手を出したいと思っていますので、こちらこそ日記の写真見て色々勉強させて頂いています。 |
[21]返信
淡水
2017年10月16日
コリさんの群れの風景が素敵ですね♪ 低床の考察参考になります!近々新規で60cm水槽の立ち上げをするのですが、参考にさせてもらいます(^^)今のところベネズエラオレンジ以外のコリドラスの飼育予定は有りませんが、記事を見ていると手が出そうで怖い(笑) 私のメイン飼育のアピストも低床の影響を受けやすいので、毎回何にするかすごい迷います( ´Д`) |
[20]返信
cory-paradise
2017年10月14日
>>15 みやや さん そうですね。薄敷きが一番管理しやすく安定すると思います。私が厚めに敷くのは単に好みだからですね。田砂に黒系色をミックスしたいお気持ちはよ〜く分かるのですが、その昔リアルブラックを使ったらphが高くなったとゆう報告が相次いだことがあったのです。私みたいな古株にはちょっとしたトラウマです。 |
[19]返信
cory-paradise
2017年10月14日
>>14 たみ さん うん、確かに黒くていい色がありますよね。でも繰り返しで恐縮ですが、ガラス質なのがちょっと・・・。 |
[18]返信
cory-paradise
2017年10月14日
>>13 riparian さん そう言って頂けると書いた甲斐があります。田砂と他の砂をブレンドする事例はよく耳にしますね。オリジナルブレンドの追求とか楽しそうです。底床バリスタを目指しましょうかね。 実際、薄敷きの方がメリットは多いと思います。おっしゃる通りメンテに特化した管理が出来るのは、水槽とゆう閉鎖環境において強みになりますね。 |
[17]返信
cory-paradise
2017年10月14日
>>12 メルツェン さん いい感じですよ。色合いも濃いめですし、暗色系のコリドラス向きです。私も綺麗に発色させたいと思ってますが、底床の色や照明の具合だけでなく水質や餌に至るまで複雑な要素が絡んでいるのでしょうね。何より健康に保つのが一番ではないかと。 |
[16]返信
cory-paradise
2017年10月14日
>>11 しろ さん 吸い出して戻す方が手間がかかると思っていました。きっと、やり方次第なのでしょうね。一度やってみたら目から鱗が落ちるかも!?アクアリウムは本当に十人十色ですね。 |
[15]返信
みやや
2017年10月13日
色々参考になりますね♪ うちでは薄敷き管理が今の所上手くいっています (^^ゞ 砂は田砂+リアルブラック少し混ぜて気持ち暗くしてます! コリの色を濃くしたかったですが暗さ足りず変わらずですが(^_^;) その後ラプラタサンドを違う水槽で使ったのですがこの雰囲気もかなり好みで揺らぎます(*´Д`) |
[14]返信
たみ
2017年10月13日
そういえばサンドブラスト用のガネサが安いんで比重も重いし真っ黒だし黒系にはいいかもです |
[13]返信
riparian
2017年10月13日
色々な種類の低床の紹介ありがたいです うちでも低床はいつも悩んでいますが今現在安定して使っているのは川砂と田砂のブレンドを薄敷きにして使っています バクテリアの繁殖は考えずメンテナンス性のみに特化したスタイルですが安定しているようですね メンテナンスも2日置きに砂毎吸いだして戻すやり方ですが魚には多少ストレスになりますがこれが一番綺麗な状態で飼育でき且つ掃除に時間をかけないですむやり方だと思っているんですが体色は今一なんですよね~ 暗めの粒の細かい砂があったら乗り換えようかなって思っていますが、うちでは水槽本数が多いのでメンテナンス時間の短縮がいつもネックになっちゃうんですよ |
[12]返信
メルツェン
2017年10月13日
津軽プレミアム良さそうですねー 田砂+白背景のときはベネ達の色飛びが結構… 白系の底床で綺麗に発色させてる人はどうやってるんだろう…(´・ω・)? |
[11]返信
しろ
2017年10月13日
昔、ガーネットの細かいの使ってたのですが、もふもふでエラから出るほど細かくはないし、なんか中途半端だったなぁ。 怪我はありませんでしたけどね。比重重くて取り回し良いし。 いまのこれはなんだっけな……某大手通販の湧水の砂、だったかな?? ボトムサンドよりは比重おもいです。 でもまぁ水替えは、吸出して戻すのが前提ですねー。 |
[10]返信
cory-paradise
2017年10月13日
>>9 えびちり さん かわいいですよね!ありがとうございます。 白砂は憧れなんですが、汚れはもちろん食べ残しや糞も目立つのです。遠目なら綺麗なんですけど、近付けない水槽ではねぇ。 |
[9]返信
えびちり
2017年10月13日
最初の写真みんなこっち見ててかわいい(´ω`*) 個人的に粒の大きい砂利よりも、細かい砂が好きなので参考になりました!アマゾン川のやつは私も気になってました、比重が軽くて舞い上がりやすいのと、真っ白なので汚れが目立つとのレビューは見ましたが実際使っている水槽見てみたいですね~(・∀・) |
[8]返信
cory-paradise
2017年10月13日
>>7 たみ さん なるほど、そうですか。私も比重が軽い砂は扱いが難しいと思います。 白点病は乾燥させた砂にも潜伏していられるのかどうか調べてもわからなかったのですが、やはり可能性は低いと思います。おっしゃるとおり底床メンテをして魚達の調子を保つのがひとまずの対応ですね。2cmでしたら底床内の汚れはそんなにすぐにはたまらないと思います。可能でしたら流木などを動かして、その下の底床をメンテしてみてはいかがでしょう?ただし、動かした時に汚れが舞い上がるかもしれませんのでご注意ください。 |
[7]返信
たみ
2017年10月13日
>>6 cory-paradise さん たぶん水草植える前提なんで厚敷き推奨なんでしょうね さっきのコメ書いてから見つけたけど比重軽いみたいだし扱いはしにくそうですね 川砂はエビ生きてるんで防虫処理とかはしてないものだと思います ただ軽いのと細かいので掃除しにくいから汚れが溜まりやすいかなと 2cmぐらいは敷いてるんで量減らしてみようかなあ👀 |
[6]返信
cory-paradise
2017年10月13日
>>2 たみ さん 園芸用の砂が防虫処理をされているか知らないので原因の同定は難しいのですが、白点病は外部から持ち込むor環境変化で生体が弱体化した時に発症し易いので、園芸用砂を入れて短期間での発症ならば疑わしいと思います。そうではなく3か月~半年維持してての発症でしたら、他に持ち込む原因となったものがあるのではないでしょうか? ビオセラミックサンド調べてみました。印象はセラミックろ材を砂利状に加工した様なものですね。割れたセラミックろ材は断面が意外と鋭利で、人間の皮膚もスッパリいくことがあります。同様の事が起こると生体にケガを負わせるのではないか不安があります。使用料が60cmで10~15Lとかなり厚く敷くことを推奨してます。おそらく底床のメンテは一切しない前提なのでしょう。これもセラミックろ材の特性と同じく、バクテリアの住み処の気孔が汚れで詰まりきってしまうと、ある日突然ろ過の崩壊を起こすと思います。通常のソイルのような軟水化・弱酸性維持の効果も期待できないので、正直なところメリットを感じません。あくまで個人意見です。ご参考までして下さい。 |
[5]返信
cory-paradise
2017年10月13日
>>1 もちもち さん それそれ!使ってみたかったんです。そうですかプレミアムは小さすぎなんですね。ミディアムを底面フィルターに試したいと思ってます。貴重なご経験談ありがとうございました。 |
[2]返信
たみ
2017年10月13日
園芸用川砂とかボトムサンドとか混ぜた超微細砂使ってますけど先日の白点の原因これなのかなぁと思ったり😑 ビオ セラミックサンドって言う高温で焼いた崩れないソイルどう思います?👀 |
[1]返信
もちもち
2017年10月13日
某ショップのSpring Water(湧水の砂) ミディアムにしました、コリには少し大きめですが大きすぎるほどでもないという感じですwその前はさらに細かいSpring Water(湧水の砂) プレミアムだったのですがこちらはプロホースで吸うと排水と一緒に流れてしまうので掃除に難がありましたw色々ありますよね~(;´Д`) |