フナ《鮒》とチョウセンブナ《朝鮮鮒》

フナと親戚関係を思わせる名前なのに全く似ていない残念な❓チョウセンブナ。
両者の相違点や共通点について語ってみます。




ナーフー



コリアングラミー






【分類】
フナ《鮒》
コイ目コイ科コイ亜科フナ属
がっつりコイの仲間である。


チョウセンブナ《朝鮮鮒》
スズキ目オスフロネムス科マクロポドゥス亜科マクロポドゥス属
グラミーの仲間では唯一、温帯域に生息している。
同属亜種のタイワンキンギョも寒さに強いらしいが、こちらも全くキンギョには似てない。
スネヘのタイワンドジョウにも言えるけどなんでこんな名前つけたの？(´・ω・`)

分類も全然違いますね。
全然コイっぽくないアカヒレやゼゼラでさえ
コイ目コイ科なのに…





【性格・性質】
フナ
非常におとなしくケンカしているところを見たことがない。臆病でエサ食いが悪い個体がいる場合は人懐っこい個体と一緒にするとつられて食べるように食べる。雑食で何でも食べる。
温度変化や汚れや酸欠にとても強い。干上がりかけたドブで本種の群れを見かけることがある。


チョウセンブナ
私はベタや他のグラミーを飼ったことがないので、はっきり断定できないけどわりとおとなしい部類に入ると思う。婚姻色が濃いときは荒っぽくなるが、隠れ家があれば問題ないレベル。
こちらも何でも食べるが、エビや虫を好む傾向が強い。
フナ以上に環境の変化に強い。
40℃でもへっちゃらかと思うくらい暑さに異常に強い。ガラルファ並?（ドブガイのいるプラ船は暑さ対策をしました）
跳びだしてしまい、エラがわずかに動く程度になり、死にかけの状態から見事復活した。瀕死状態からわずか２日で何事もなく元気に泳ぐようになった。
サイヤ人ばりの生命力である。

そんなコイツにもひとつ弱点があって、簡単に手づかみ出来るほど泳ぐのが遅いのである。
外敵に狙われやすいだろうし、水流に弱いのも頷ける。
オイカワみたいにビュンビュン泳ぎまわられるより、よっぽど扱いやすいけどね。人間の視点から見れば。
ブルーギル、ブラックバスみたいに日本の自然界の天下統一を計られる心配もなく、色んな点から理想のペットフィッシュであると私は思う。
フナにも言えることだが人慣れしてエサくれダンスをしてくれるのだ❤

【結論】
フナとチョウセンブナはどちらも人を癒してくれる🎵


最後は無理矢理まとめましたが、こんなところです。