閑話休題 -相棒-


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cory-paradise 2018/03/03(土)07:48
Moi! こんにちは、cory-paradiseです。

自分で言うのもなんですが、私のイメージってやはりコリドラスなのでしょうね。
もちろんそれは嬉しいことですが、コリドラスに熱中するようになったのはここ10年ほど。
実はそれ以前からの付き合いになる魚がいるのです。
今回はそいつとのお話しをしたいと思います。

テトラオドン・スバッティ(むぐ)

我が家でも唯一、名前をもった魚です。
命名は妻。理由は「なんか顔がむぐってしてる」だそうです。

もともとフグは大好きな魚でして、でも当時は淡水フグと言えばアベニーパファーくらいしか知りませんでしたし、有名どころのミドリフグやハチノジフグは汽水でないと飼育出来ない。ましてテトラオドン・ムブとかテトラオドン・ファハカ(リネアートゥス)なんて値段もお高いし大きくなるし、これは絶対無理って思っていたのです。
ハチノジフグ(左) テトラオドンムブ(右)※ラブフィッシュフェアにて撮影

そんなある日、SHOPでこいつを見かけました。
しばらく飼育法とか調べながらSHOPに通って悩んだ結果、これも運命かとお迎えした次第です。
現在の体長は約15cm。購入時からほとんど変わっていません。
飼育歴は15年ほどですから、個体年齢はそれ以上ってことですね。
近縁種のテトラオドン・ミウルスやテトラオドン・バイレイ(毛フグ)は、生後半年くらいで5cmほどの個体が流通しています。前回、飼育魚の寿命に触れたお話をしましたが、淡水フグの寿命は調べてみると5~10年とゆうのが多いようです。こいつも結構ご長寿なんですね。

メンテナンスは闘いだ


一言でテトラオドン・スバッティを表すなら、獰猛とゆう言葉が一番しっくりきます。
過去3回、メンテナンス中に噛みつかれています。
・・・って言うか、がっつり指先の肉を喰われました。おそらく、こいつの体の10分の1は私の細胞を栄養にして作られているでしょう。あ、後遺症とかはないのでご心配なく。
決して動きが早い訳ではないですが、こっちが掃除に集中しているとゆっくりと忍び寄り、射程圏内に入ると一気に喰いついてきます。そのため片手を囮にして意識を向かせつつ、もう片方の手で掃除するとゆう技を自然と会得することが出来るでしょう。
上目がちな顔は獲物を狙うポーズ。音もなく忍び寄る。


基本的に底砂に潜っていることが多く泳ぎまわるタイプではありません。
そのため45cm規格水槽で飼育可能です。ただし、絶対単独飼育して下さい。
底砂は角の無いタイプがよいでしょう。私は底面濾過の便宜上でろ過砂利を使用していますが、水質が中性~弱アルカリ性が適しているとされるので大磯砂でもOKだと思います。

餌は小赤を1週間に3匹のペースで与えています。ザリガニなどの甲殻類が手に入るならばローテーションさせてあげると、より栄養のバランスが良くなるでしょう。
フグはよく食べ散らかして水を汚します。メンテナンスし易い上部フィルターがおススメです。
注意点は小赤によって白点病を持ち込まれること。
フグは白点病にかかると高確率で重症化します。そのため水温管理も重要です。夏場でもヒーターを使用して一年を通して26℃を保ち続けるようにしましょう。

あとがき


正直なところ、あまり飼育をおススメ出来る魚ではないです。
特に飼育難度が高い訳ではないですが、水換えの度に喰いつかれる危険がありますからね。こんなアグレッシブな魚がいるとは思いもよらなかったです。
とは言え、私もアクアリストの端くれです。なんとか手懐けてやろうと奮闘しているうちに、いつしか文字通り血を分けた兄弟のような関係が芽生えてきました。
・・・うん、実際は喰われたんですけどね。

生き物ですから自分の意に沿わないことがあっても当然です。
ですが、そうゆう相手ほど自然に手をかけるようになり、目を配るようにもなるものです。そして気が付けば、こいつが唯一無二の存在であると思う自分がいました。
これからもよろしくな。相棒。

それではまた。Moimoi!
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[12]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月6日
>>11 コリだらス さん
そだねー。犬猫の方が近くてコリとは完全に別物です。そのため飼育法や観察ポイントは独自のことが多いのも、特別に感じる一因でしょうね。
フグは魚の中でも実に表情豊かだと思いますよ。愛敬のある種が多いなかで、こいつはいわるるツンデレです。w

[11]返信 コリだらス さん コリだらス 2018年3月6日
コリとはまた違った感覚で接している感がありますねー(^-^)
もう、犬や猫みたいな感覚でしょうか?
魚は話してはくれませんがいろんな行動で気持ちや表情を表現してくれるので、その行動が多い魚はやはり此方も特別な感情が芽生えてきますね(´ー`)

[10]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月4日
>>9 オクトパス さん
アカメフグなどの小型フグは、カリノテトラオドン属といって10cm以下の小型種です。飼育難易度は高いですが、小型水槽でも飼育可能ですよ。

[9]返信 オクトパス さん オクトパス 2018年3月4日
淡水フグ・・・あまりイメージないですね~いろんな意味で(笑)
淡水フグのことを{テトラオドン}というのは、きいてましたが・・・いろいろな種類がいるんですね~2種類くらいしかいないのかと思ってました~(アベニーパファを除く)
そのうち機会があったら飼ってみたいですね

[8]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月3日
>>4 もちもち さん
ミウルスも良いフグですね。体色が赤系の個体はレアですし、見かけたら是非お迎えしてあげて下さい。たぶん、喰いつかないと思います。w

[7]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月3日
>>3 プテルス さん
さすが流血仲間。共感頂けてなによりです。w
一度だけ貝を与えたことがありますが、余りにも食い散らかすのと噛み砕く音にビビってやめました。

[6]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月3日
>>2 riparian さん
そうゆう仲だと思っていますが、なかなか歩みよってくれません。今日も掃除中に忍び寄ってきました。w 例えるならトムとジェリーでしょうか?

[5]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月3日
>>1 ぬまがい さん
実際のピラニアは臆病ですけど、こいつは全く恐れずに挑んできます。w いわゆるフグらしくないルックスも気に入ったポイントなんです。

[4]返信 もちもち さん もちもち 2018年3月3日
ひええwむぐちゃんワイルドすぎるwwでもフグ大好きなのでいつかもし機会が合ったらミウルスのオレンジが飼いたいです(*´Д`)ハァハァ

[3]返信 プテルス さん プテルス 2018年3月3日
フグは貝類好んで食べるのかと思ってました。
ただ、やっぱり噛むというより齧るって感じなんですね(笑)
うちには4匹ガーパイクがいるんで、もう一方の手の囮作戦分かります(笑)

[2]返信 riparian さん riparian 2018年3月3日
血を分けたというより血肉を共有する間柄なんですね
相棒と呼べるほどの存在が水槽にいることが羨ましい
でもさすがに噛み付かれるのは困りますねw

[1]返信 ぬまがい さん ぬまがい 2018年3月3日
ピラニアみたいですね。恐ろしい…

ルックスは魅力的ですけどね(^^;

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