コリドラス育児録リターン
cory-paradise
2018/04/03(火)17:03
Moi! こんにちは、cory-paradiseです。
すっかり暖かくなりましたね。
室内ならば日中は常時20℃を下回ることは少なくなりましたし、夜間の冷え込みも緩んで日中との寒暖差がだいぶ少なくなってきました。
こうなると我が家のコリドラス達は繁殖行動がぱたっと止まります。
詳細な理由まではわからないのですが、やはり季節が変わることでの微妙な温度変化なり気圧の変化なりを感じているからなのでしょうね。現在、大潮の真っ只中ではありますが(4/3現在)、おそらく今回がラストチャンスかと思います。
どうなるかはわかりませんが首尾よくご報告出来ることを願いつつ、今回は以前にもお届けしてご好評頂きましたシリーズ第2弾をお送りしたいと思います。
若干、はしょり気味ではありますが、お楽しみ頂けたら幸いです。
それでは、本編をどうぞ。
まずは今回の主役となるコリドラスをご紹介します。
Co.メタエ
2017年9月25日に購入した個体です。
この時は雄2、雌1のつもりで選んだのですが、後々になって雌が2匹だったことが判明・・・。
写真を見る限り、左側の2匹は雄だと思いますよねぇ。
ともあれ今年に入るまではメイン水槽内で調整を行い、年明けに繁殖水槽へ移動させました。
左が雄です。体側部が黒ずんで、発情のサインが表われていますね。
右が雌です。こちらは逆に体色が薄くなります。手前の雌が顕著に表れていますね。
この種は約2年ぶりの挑戦です。
前回は数多く産ませることを優先したのですが、最後には親個体を失うとゆうブリーディングとしては失敗に等しい結果に終わっています。そういった経緯からリベンジ目的ではありますが、意識し過ぎずコリドラスまかせにしようかと考えておりました。
2/14 産卵
水槽面に約20個を確認しました。残念ながらTポジションは撮影出来ず。
採卵は一晩待つつもりだったのですが、消灯後に念のため観察していると食卵しているのを確認!?
急遽の採卵となりました。そのうち5個が有精卵です。
2/18 孵化
食卵騒ぎもあって充分に選別することは出来ませんでしたが、無事に5匹とも稚魚が誕生です。
Co.メタエは卵も稚魚も比較的大きい部類に入ります。採卵も簡単ですし、孵化後の稚魚サイズが大きい種は感覚的にも育てやすいと思いますね。
ちなみに、これ以降は産卵に至らずでした。
コンコロールもそうでしたが、今期は数に恵まれないのは一貫しているようです。我ながら経験と照らしても似たような事例はなく、原因分析してみるのも良いかもしれませんね。
2/20 生後3日目
給餌開始の目安ですが、ヨークサックが少しだけ残っていますね。
翌日からに持ち越ししました。
2/21 生後4日目
給餌前に撮影。これから孵化ブラインシュリンプを投入です。
2/22 生後5日目
少しだけ食べてお腹が膨らんでいます。
こうしてみると、周囲に散らばる孵化ブラインが大きく見えますねー。
2/24 生後7日目
しっかり食べていることを確認。
ちなみに、落ちている糞は残餌処理係のラムズホーンの糞です。
2/25 生後8日目
食べ疲れたのか、寄りかかかって休憩中?
稚魚の動きはコミカルで観察するのが楽しいです。
2/27 生後10日目
孵化直後と比較すると、すでに2倍以上に成長しています。
育児をしていて、最も成長が早く感じるのがこの頃ですね。
2/28 生後11日目
背ビレやヒゲもはっきり確認できるようになりました。
まだ油断は出来ないですが、ここまでの第一成長段階が確認出来ると一安心です。
3/3 生後14日目
体長は3倍以上に成長し、食欲も旺盛です。
こっちを向いている顔は、もうコリドラスですね。
今回ご紹介しました給餌開始からの2週間で、今後の稚魚の成長具合が決まると思っています。
しっかりと餌を食べているか? また餌は足りているか? 食いっぱぐれている稚魚はいないか?
といったあたりが観察ポイントですね。
また、食べ残しや水の汚れが気になるところではありますが、稚魚を常に満腹にさせておくためブライン漬けにしておいた方が私的には安心かと思います。もちろん毎回の給餌の際には、底面に残った古いブラインを吸い出し、減った分の水を状態の良い水槽から補うようにしています。
この時期は大幅な水換えをしないよう気を付けた方がよいでしょうね。
どうも最近の記事を振り返ってみると、我ながら「コリが足りないなぁ」と感じておりまして、それならばと育児録シリーズを再開させてみました。
とは言え、最近の傾向では水槽の立ち上げか、ワイルドベタとブセファランドラに関するネタが多かったので、もしかしたら皆さんのご期待を裏切る形になったかもしれません。
唐突過ぎましたね。うん。
正直、完結していないシリーズを2本抱えるのはプレッシャーではありますが、どちらも尻切れにならないよう今後とも更新していきたいと思います。お楽しみ頂ければ幸いです。
それではまた。Moimoi!
すっかり暖かくなりましたね。
室内ならば日中は常時20℃を下回ることは少なくなりましたし、夜間の冷え込みも緩んで日中との寒暖差がだいぶ少なくなってきました。
こうなると我が家のコリドラス達は繁殖行動がぱたっと止まります。
詳細な理由まではわからないのですが、やはり季節が変わることでの微妙な温度変化なり気圧の変化なりを感じているからなのでしょうね。現在、大潮の真っ只中ではありますが(4/3現在)、おそらく今回がラストチャンスかと思います。
どうなるかはわかりませんが首尾よくご報告出来ることを願いつつ、今回は以前にもお届けしてご好評頂きましたシリーズ第2弾をお送りしたいと思います。
若干、はしょり気味ではありますが、お楽しみ頂けたら幸いです。
それでは、本編をどうぞ。
帰ってきたぞ、帰ってきたぞー!
まずは今回の主役となるコリドラスをご紹介します。
Co.メタエ
2017年9月25日に購入した個体です。
この時は雄2、雌1のつもりで選んだのですが、後々になって雌が2匹だったことが判明・・・。
写真を見る限り、左側の2匹は雄だと思いますよねぇ。
ともあれ今年に入るまではメイン水槽内で調整を行い、年明けに繁殖水槽へ移動させました。
左が雄です。体側部が黒ずんで、発情のサインが表われていますね。
右が雌です。こちらは逆に体色が薄くなります。手前の雌が顕著に表れていますね。
この種は約2年ぶりの挑戦です。
前回は数多く産ませることを優先したのですが、最後には親個体を失うとゆうブリーディングとしては失敗に等しい結果に終わっています。そういった経緯からリベンジ目的ではありますが、意識し過ぎずコリドラスまかせにしようかと考えておりました。
ダイジェスト版でお送りします
2/14 産卵
水槽面に約20個を確認しました。残念ながらTポジションは撮影出来ず。
採卵は一晩待つつもりだったのですが、消灯後に念のため観察していると食卵しているのを確認!?
急遽の採卵となりました。そのうち5個が有精卵です。
2/18 孵化
食卵騒ぎもあって充分に選別することは出来ませんでしたが、無事に5匹とも稚魚が誕生です。
Co.メタエは卵も稚魚も比較的大きい部類に入ります。採卵も簡単ですし、孵化後の稚魚サイズが大きい種は感覚的にも育てやすいと思いますね。
ちなみに、これ以降は産卵に至らずでした。
コンコロールもそうでしたが、今期は数に恵まれないのは一貫しているようです。我ながら経験と照らしても似たような事例はなく、原因分析してみるのも良いかもしれませんね。
肝心要の2週間
2/20 生後3日目
給餌開始の目安ですが、ヨークサックが少しだけ残っていますね。
翌日からに持ち越ししました。
2/21 生後4日目
給餌前に撮影。これから孵化ブラインシュリンプを投入です。
2/22 生後5日目
少しだけ食べてお腹が膨らんでいます。
こうしてみると、周囲に散らばる孵化ブラインが大きく見えますねー。
2/24 生後7日目
しっかり食べていることを確認。
ちなみに、落ちている糞は残餌処理係のラムズホーンの糞です。
2/25 生後8日目
食べ疲れたのか、寄りかかかって休憩中?
稚魚の動きはコミカルで観察するのが楽しいです。
2/27 生後10日目
孵化直後と比較すると、すでに2倍以上に成長しています。
育児をしていて、最も成長が早く感じるのがこの頃ですね。
2/28 生後11日目
背ビレやヒゲもはっきり確認できるようになりました。
まだ油断は出来ないですが、ここまでの第一成長段階が確認出来ると一安心です。
3/3 生後14日目
体長は3倍以上に成長し、食欲も旺盛です。
こっちを向いている顔は、もうコリドラスですね。
今回ご紹介しました給餌開始からの2週間で、今後の稚魚の成長具合が決まると思っています。
しっかりと餌を食べているか? また餌は足りているか? 食いっぱぐれている稚魚はいないか?
といったあたりが観察ポイントですね。
また、食べ残しや水の汚れが気になるところではありますが、稚魚を常に満腹にさせておくためブライン漬けにしておいた方が私的には安心かと思います。もちろん毎回の給餌の際には、底面に残った古いブラインを吸い出し、減った分の水を状態の良い水槽から補うようにしています。
この時期は大幅な水換えをしないよう気を付けた方がよいでしょうね。
あとがき
どうも最近の記事を振り返ってみると、我ながら「コリが足りないなぁ」と感じておりまして、それならばと育児録シリーズを再開させてみました。
とは言え、最近の傾向では水槽の立ち上げか、ワイルドベタとブセファランドラに関するネタが多かったので、もしかしたら皆さんのご期待を裏切る形になったかもしれません。
唐突過ぎましたね。うん。
正直、完結していないシリーズを2本抱えるのはプレッシャーではありますが、どちらも尻切れにならないよう今後とも更新していきたいと思います。お楽しみ頂ければ幸いです。
それではまた。Moimoi!
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[6]返信
cory-paradise
2018年4月4日
>>3 子涼 さん もちろん病気の可能性もありますので、まずその点を疑うのは良い習慣ですねー。産卵した際の備えもばっちりで、飼育者として見習わなければと思います。 コリドラスの体色変化は1日のうちでも結構あるので、発情のサインとしてはホバリング等の行動の変化の方がわかりやすいかと思いますよ。 |
[5]返信
cory-paradise
2018年4月4日
>>2 みやや さん 飴色系コリは結構好きです。他コリと混泳させていると、いじけるのか発色が落ちるので、同じ飴色系でまとめると発色も上がる気がします。 年度始めはどこも忙しいですね。私もストックしておいた記事のリリースで間に合わせています。 実はベタ水槽もだいぶ進んでます。ww 仕事が落ち着いたら記事にしますね。 |
[4]返信
cory-paradise
2018年4月4日
>>1 オクトパス さん 名前を略す際は「―」無しでお願いします。なんか間延びしちゃうので。w そう仰って頂けるのは嬉しいですね。あくまで参考程度で正解ではありませんから、他の情報も集めると良いですよ。 |
[3]返信
子涼
2018年4月4日
体色が薄くなるのは病気としか思ってなかったので、発情のサインでもあるというのは衝撃です。 そもそもコリドラスに発情のサインなんてあって目に見えて差がある種がいるのかと、頭の中ぐるぐる状態です。 自分はまだ繁殖を考えるに至っていなくて、そもそもの雌雄の区別すらできていないくらいなのですが、飼う限りは何があってもいいように餌とサテライトの準備とか、ずっと参考にして揃えていたりしてます。今回からの育児録も楽しみです。 |
[2]返信
みやや
2018年4月4日
メタエもいらっしゃったのですね! 色があがった飴色メタエは美しいですね♪ 最近はゆっくりとこちらにお邪魔してないのがもどかしいですが落ち着いた頃にはベタ水槽もレイアウトが出来上がってるんでしょうかね~♪ |
[1]返信
オクトパス
2018年4月3日
コリーパラさんの繁殖日誌(日記か)は、大変参考になります! 今後ともよろしくお願いいたします! |