水槽立ち上げ記　‐第４章‐

Moi！　こんにちは、cory-paradiseです。

暑くなると食べたくなるもの、皆さんは何ですか？
アイス？　スイカ？　うなぎ？　焼肉？　この辺が思いついた方の若さがうらやましいです。
そんな私のイチオシは、喉越しのよい蕎麦ですね。
少し甘いかつおだしのつゆに、ワサビをひと混ぜ。蕎麦をすすると鼻にツンと抜ける爽快感。そして冷酒をきゅっといけば･･･。うん、これぞ極楽ですな。

暑ければ暑いなりに楽しめることはあるものでして、そうゆう意味では皆さんとご一緒にこちらも熱く盛り上がりたいと思います。

アクアリウムバス出店しまーす！（予定）

開催まで３６日！
２０１８年７月１５日（日）　東京都立産業貿易センター台東館（浅草近く）
詳しくはコチラ⇒http://aquariumbus.com/
出品（予定）ラインナップ
・コリだらスさんブリード　プレコ＆コリドラス
・イカ親父さん育成水草＆オリジナル小型OF水槽　※動画はこちら⇒https://youtu.be/Dm_teZxL6Qg
・cory-paradiseブリード　コリドラス４種
・協力者さんご提供　その①生体（ペア）　その②水草いろいろ　その③変わりメダカ

ブース申し込み確定までは、情報公開の一部を自粛させて頂きます。ご了承下さい。
引き続き、出品のご提供を頂ける方を募集しています。
当日スタッフとしてお手伝いを頂ける方にはオリジナルポロシャツをご用意します。

　※注）イメージです。決定版ではありません。
ただし、誠に申し訳ありませんが手続きの都合上で当日スタッフさんの募集は６/１０（日）〆切とさせて頂きます。
Eメール　mokupigi@eay.jp
または、https://twitter.com/coryparadise2　ダイレクトメッセージをご利用下さい。
その他、激励のお言葉などコメントで頂けると大変嬉しいです。
よろしくお願いします。

さてさて、それでは本編に参りましょう。

ひたすら、うっとり・・・

改良ワイルドベタ　コバルトブルー・シンフォニーとは！？

某有名ベタショップさんによりますと、タイで作出されたワイルド系新品種とのことです。
ベタ・スマラグディナとベタ・マハチャイエンシスを交配したワイルドハイブリッドに、プラガット・フルメタルグリーンを交配して作出されたと言われています。
小型で細身の体形、頭の先から全身に拡がる深みのあるコバルトブルーの金属光沢。また尾ビレ・背ビレ・尻ビレの各所にはワイルドベタ独特の繊細な紋様がみられ、より一層この種の魅力を引き立てています。
ベタの本場タイのピサヌローク市で開催された国際ベタショーではワイルドタイプとして出品され、並み居る多数のショーベタを撃破し見事総合優勝を獲得したそうです。

今のところ、飼育ポイントのまとめ

１.飼育環境
水質は弱酸性に保ちましょう。ただし、純粋なワイルド種のように使いこなれたブラックウォーターより、新しいクリアウォーターを好むように思えます。
最初は水換え頻度も量も極力少なくしていたのですが、時間経過とともに調子を崩しているような傾向が見られたため１／２換水を実施したところ体色・餌食い状態ともに復調しました。
現在は週１回で１／３換水です。
水流への耐性は思っていたよりも弱かったです。
テトラAX－60外部フィルターを使用していますが、水流を出来るだけ弱め、排水を壁に向けるようにして水槽内の反対側には極力流れの無い環境を作っています。

２.餌
解凍したアカムシを与えています。人工飼料には反応するものの、食いつきはイマイチですね。
純粋なワイルド種と比較すると餌に対する気難しさは無さそうですが、やはり個体差もあると思いますので一番反応の良い餌を与えるのが無難ですね。
人慣れするのも特徴ですね。給餌開始３日目にして餌くれダンスを披露しました。

３.繁殖
すでに雄雌ともに成熟しているので問題なく産卵に至ると思うのですが、どうしてか雄個体がまったく泡巣を作りません。これは間違いなく個体差でしょうね。
通常はおそらく泡巣タイプのスプレンデンスグループに準じた方法で繁殖可能と思われます。
また、ワイルドベタはペア飼育が可能と言われることが多いのですが、このペアに限っては雄個体が雌個体をチマチマと攻撃（求愛？）する様子が観察されました。プラガットとも交配しているため、純粋なワイルド種よりも性格が荒いのかもしれません。
そのため、現在は大事をとって個別飼育に切り替えています。

あとがき

シンフォニーは、市場では改良ワイルドベタと通称されています。
しかし、プラガットなどのメジャーなベタは全てワイルド種の交配からスタートしている訳でして、あまりワイルドの言葉を表にアピールするのは誤解を与えてしまいそうな気がします。
もっとも、心配しているのは飼育を失敗することではありません。
本文中にもありますように比較的水質の適応幅も広く、一般的な水質管理（水換え）でも大丈夫と思われるからです。もちろん飼育水量や設備、飼育者の力量による誤差はあるでしょうし、長期飼育してみないとなんとも言えない面もあります。

現在のシンフォニーの販売相場は、ペアで￥15.000～￥20.000です。
かつてKOIベタやダンボベタが登場した時も同じような高騰ぶりでした。しかし、現在は相当下がっていますよね。真新しい商品に高値がつくのは当然なのですが、生き物の価値は果たしてそれだけなのでしょうか？
魅力ある素晴らしい魚であるだけに、永く愛される魚であって欲しいものです。

それではまた。Moimoi！