ワイルドベタの繁殖 -日々是安泰-
cory-paradise
2018/11/14(水)18:20
Moi! こんにちは、cory-paradiseです。
まだ日中は暑かった頃の話ですが、近隣の生物園に行ってきました。
巨大な金魚水槽があったり、ピラルクーが2匹もいたりと公立の施設としては大人も結構楽しめるところです。cory-paradiseツイッター⇒https://twitter.com/i/status/1049153791478493185
園内には施設で羽化したたくさんの蝶を放している温室もあります。植物を見ながら中をぶらぶらしていると、1匹の蝶がヒラヒラと寄って来ました。
コリ好きなんだね。うん、気が合いそうです。
さてさて、ベタ好きさんも寄っておいでなんし。本編へどうぞ。
とまぁ愚痴っていても仕方ありませんね。
アクアリウムでは安定している事が何より望まれることですし、むしろ変化が無いところに変化を見出すのも飼育者としてレベルアップするために欠かせない要素の一つでしょう。
うん、そんな訳で今回は「見えづらい事の対策」といった感じのお話をしたいと思います。
孵化後50日くらいです。
お腹も透けなくなって、サイズも2cmに達する子がほとんどです。
餌は孵化ブラインシュリンプのみですが、プラケース一杯に湧いた量を1日3回与えています。
この頃はまだ気温も高く室温でのブライン孵化が安易に出来ましたが、ぼちぼち幼魚達の食べる量には追いつけなくなってきました。
そこで孵化後60日辺りから「活きイトメ」も与え始めました。
画像に映っている陶器が餌皿で、上層にメキシカンハットも設置してあります。
底床が薄敷きでシンプルなレイアウトでない限り、イトメは水槽内にばらまいて与えることは出来ません。ですから、最低でも餌場を2か所以上設置することが良いと思います。
もちろんこれは食いっぱぐれが出ないようにするためですね。
そしてもう一つ、食いっぱぐれ対策を行っていました。
孵化ブラインシュリンプを、孵化後70日目を越える頃まで長期に使用したことです。
うん、やっていることは特別でも何でもないことですね。
ただ、ここまでの日記画像をご覧になってお気づきの方もいるかと思いますが、底床付近にいる画像が多いですよね。これは狙っている訳ではありません。ベタは割と隠れられる場所の多い底床付近を好む魚なんです。
そして前回辺りでお話ししましたが、個体ごとに縄張りを主張するようになってきました。
これは観察を通しての推測ですが、縄張りを持っている個体は決して強い個体とは限りません。むしろサイズ的に劣る個体が安心出来る場所として確保しているように思えます。
となると、本質的に縄張りでは無い可能性もある訳です。
いずれにせよそうゆう個体は餌場にイトメを投入しても積極的に寄ってくることはしないので、その対策として狙って与えることのできる孵化ブラインシュリンプは非常に有効な手段でした。
人間ですから、ついつい良く食べる個体や成長の早い個体に目が行ってしまいます。でも、その一方で目立たない個体は目に入っていないとゆう事実もあるのです。
だからと言って、わざわざ食の細い個体や弱い個体を探して観察するのも現実的ではありません。こうゆう事例での対策は個別ではなく全体を広くカバーする方法が有効ではないかと思います。
大抵は初期飼料として使用する孵化ブラインシュリンプを、幼魚になっても継続して使用したのには私なりのこんな考え方があったからなのです。
今回のお話しは「見えづらい事の対策」をテーマにお届けしましたが、途中から回りくどいだけの内容になってしまいましたね。
確実性や確証が無い事に対して、広い範囲をカバーできる手段を選ぶ。
アクアリウムでは特にその考え方は汎用性があるもので、病気が疑われたり調子が悪い時には、まず水換えしよう!ってのも同じ考え方が元になっていると考えています。
その辺が伝えられたのかどうか?
なかなか書き手としての自身の成長は実感出来ないものですね。
2018年も残すところ2か月を切りました。そして来年は元号も変わってしまうんですよね。
平成最後の記事掲載まで、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
それではまた。Moimoi!
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まだ日中は暑かった頃の話ですが、近隣の生物園に行ってきました。
巨大な金魚水槽があったり、ピラルクーが2匹もいたりと公立の施設としては大人も結構楽しめるところです。cory-paradiseツイッター⇒https://twitter.com/i/status/1049153791478493185
園内には施設で羽化したたくさんの蝶を放している温室もあります。植物を見ながら中をぶらぶらしていると、1匹の蝶がヒラヒラと寄って来ました。
コリ好きなんだね。うん、気が合いそうです。
さてさて、ベタ好きさんも寄っておいでなんし。本編へどうぞ。
安定し過ぎも困りもの
とまぁ愚痴っていても仕方ありませんね。
アクアリウムでは安定している事が何より望まれることですし、むしろ変化が無いところに変化を見出すのも飼育者としてレベルアップするために欠かせない要素の一つでしょう。
うん、そんな訳で今回は「見えづらい事の対策」といった感じのお話をしたいと思います。
意識しなくたって目立つものは目立つ
孵化後50日くらいです。
お腹も透けなくなって、サイズも2cmに達する子がほとんどです。
餌は孵化ブラインシュリンプのみですが、プラケース一杯に湧いた量を1日3回与えています。
この頃はまだ気温も高く室温でのブライン孵化が安易に出来ましたが、ぼちぼち幼魚達の食べる量には追いつけなくなってきました。
そこで孵化後60日辺りから「活きイトメ」も与え始めました。
画像に映っている陶器が餌皿で、上層にメキシカンハットも設置してあります。
底床が薄敷きでシンプルなレイアウトでない限り、イトメは水槽内にばらまいて与えることは出来ません。ですから、最低でも餌場を2か所以上設置することが良いと思います。
もちろんこれは食いっぱぐれが出ないようにするためですね。
そしてもう一つ、食いっぱぐれ対策を行っていました。
孵化ブラインシュリンプを、孵化後70日目を越える頃まで長期に使用したことです。
食べる子は目立つ、食べない子は?
うん、やっていることは特別でも何でもないことですね。
ただ、ここまでの日記画像をご覧になってお気づきの方もいるかと思いますが、底床付近にいる画像が多いですよね。これは狙っている訳ではありません。ベタは割と隠れられる場所の多い底床付近を好む魚なんです。
そして前回辺りでお話ししましたが、個体ごとに縄張りを主張するようになってきました。
これは観察を通しての推測ですが、縄張りを持っている個体は決して強い個体とは限りません。むしろサイズ的に劣る個体が安心出来る場所として確保しているように思えます。
となると、本質的に縄張りでは無い可能性もある訳です。
いずれにせよそうゆう個体は餌場にイトメを投入しても積極的に寄ってくることはしないので、その対策として狙って与えることのできる孵化ブラインシュリンプは非常に有効な手段でした。
人間ですから、ついつい良く食べる個体や成長の早い個体に目が行ってしまいます。でも、その一方で目立たない個体は目に入っていないとゆう事実もあるのです。
だからと言って、わざわざ食の細い個体や弱い個体を探して観察するのも現実的ではありません。こうゆう事例での対策は個別ではなく全体を広くカバーする方法が有効ではないかと思います。
大抵は初期飼料として使用する孵化ブラインシュリンプを、幼魚になっても継続して使用したのには私なりのこんな考え方があったからなのです。
あとがき
今回のお話しは「見えづらい事の対策」をテーマにお届けしましたが、途中から回りくどいだけの内容になってしまいましたね。
確実性や確証が無い事に対して、広い範囲をカバーできる手段を選ぶ。
アクアリウムでは特にその考え方は汎用性があるもので、病気が疑われたり調子が悪い時には、まず水換えしよう!ってのも同じ考え方が元になっていると考えています。
その辺が伝えられたのかどうか?
なかなか書き手としての自身の成長は実感出来ないものですね。
2018年も残すところ2か月を切りました。そして来年は元号も変わってしまうんですよね。
平成最後の記事掲載まで、お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
それではまた。Moimoi!
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[2]返信
cory-paradise
2018年11月21日
>>1 みやや さん 水量確保とか、いい意味でのゆとりがあればやれる事も増えるんですけどねー。限りある範囲で補おうとすると、どこかにしわ寄せが来ますね。 スタンプありがとうございます。お子さんにも好評で何よりです。おかげさまでチマチマ売れてますよ。ww |
[1]返信
みやや
2018年11月14日
見えずらいところを広範囲でカバーするのは目指す所ですね~! やっぱりマージンとってたら安心ですし♪ なので水量は正義や頻繁な換水が安定的環境を提供するには推奨されるんでしょうかね! 個人的には「こなれた水」で生物濾過の豊富な環境をカバーできる術を模索したいな~とは思ってます(^^) あっちなみに先日「そんなバナナ」のラインスタンプを嫁に送ってみたら 帰宅早々に「急にどうしたん?」って心配されましたw 子供にはこの絵の雰囲気は総じて好評です♪ |