ワイルドベタの繁殖 -個別観察-
cory-paradise
2018/11/27(火)18:16
Moi! こんにちは、cory-paradiseです。
シャチ最高!!
迫力のジャンプもご覧ください。
cory-paradisツイッター⇒https://twitter.com/coryparadise2/status/1065520449797246976
もちろん鴨川シーワールドには他の見所もたくさんありますけど、数年来の念願が叶って大変満足しました。
もう一度言います。シャチ最高!!
もちろんベタもコリも最高!! ってな訳で本編どうぞ。
孵化後75日頃です。
なんとなーくですが、個体識別が出来るようになってきました。
この個体はブセの茂みがお気に入りのようです。
まだ胸ビレにわずかしか赤色が乗っていませんが、体型と眼の下の青い発色点があることからオスではないかと思って期待しています。
しばらく時間をかけて同じ個体を観察してみました。
餌を探そうと思ったのか、やがて茂みから出て照明の良く当たる開けた場所に出てきます。すると見ている間にすーっと色が抜けていく感じで全身が白っぽく変化しました。
特に他の個体と小競り合いがあった訳でもなく、眼の下の発色点まで消えています。
ちょっとこの姿だけ見ていると、心配になるレベルの色飛びですね。
のんびりと開けた場所を遊泳していましたが、他の個体と小競り合う様子もありません。
そのうち餌は無いと判断したのか、再びブセの茂みに戻っていきます。
すると徐々に体色が元のように濃くなっていきます。ピンボケしていて見づらいですが、ちゃんと眼の下の発色点も元通りになりました。
うん、なかなか面白いものが見られた気がします。
この個体はどうして体色が変化したのでしょう? 実に興味深いですね。
ちなみに、このブセの辺りは照明が直射しないように浮草で影を作っています。その辺も関係しているのでしょうか?ちょっとお勉強してみましょう。
ではでは、さくさくっとお話ししますね。
まずは体色の濃淡について、その違いの理由を考えてみましょう。
魚は声によるコミュニケーションが取れません。
そのため視覚によってコミュニケーションを行なっていると言われています。つまり体色の変化は、魚にとってその時の気分や意思表示をしていると言えるんですね。
体色が濃くなる例として一番多いのは、興奮した時や発情している時。つまり、他の個体に対して積極的にアピールしている状態と言えます。
では逆に、体色が薄くなる例として一番多いのは何でしょう?
これはアクアリストにとっては体調を崩している時とゆうのが一番思い当たるのですが、おそらく興奮や発情とは逆の状態と考えた方が自然でしょう。
となると、こんな仮説が浮かびます。
今回ご紹介した個体の場合、その一連の行動と照らし合わせてみると、安心出来る隠れ場所にいる時は通常の体色になり、他の個体と接触する場所に出る時は小競り合いを避けるために敢えて体色を薄くして「争う気はないよ」とアピールしていたのではないでしょうか?
ぶっちゃけ言うと「空気になる」ってことですかね。
体色の変化に関するお話は、あくまで一個人の仮説です。
でも、ベタやアピストに代表されるようなカラフルかつ体色の変化が著しい魚種を観察していると、あながち空想ではないような気もします。確か、性転換する魚種や、メスになりすますオカマちゃんのいる魚種も生物学的に認知されていましたよね。
それと似たようなものではないかと感じています。
前回の記事で「小さな変化を楽しむ」みたいなお話をしましたが、全体としては変化がなくとも個体別に観察していると案外面白い発見があるものです。
今後もそんなお話をお届けしたいと思います。お付き合い下さいませ。
それではまた。Moimoi!
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もちろん鴨川シーワールドには他の見所もたくさんありますけど、数年来の念願が叶って大変満足しました。
もう一度言います。シャチ最高!!
もちろんベタもコリも最高!! ってな訳で本編どうぞ。
じー・・・っと、観察
孵化後75日頃です。
なんとなーくですが、個体識別が出来るようになってきました。
この個体はブセの茂みがお気に入りのようです。
まだ胸ビレにわずかしか赤色が乗っていませんが、体型と眼の下の青い発色点があることからオスではないかと思って期待しています。
しばらく時間をかけて同じ個体を観察してみました。
餌を探そうと思ったのか、やがて茂みから出て照明の良く当たる開けた場所に出てきます。すると見ている間にすーっと色が抜けていく感じで全身が白っぽく変化しました。
特に他の個体と小競り合いがあった訳でもなく、眼の下の発色点まで消えています。
ちょっとこの姿だけ見ていると、心配になるレベルの色飛びですね。
のんびりと開けた場所を遊泳していましたが、他の個体と小競り合う様子もありません。
そのうち餌は無いと判断したのか、再びブセの茂みに戻っていきます。
すると徐々に体色が元のように濃くなっていきます。ピンボケしていて見づらいですが、ちゃんと眼の下の発色点も元通りになりました。
うん、なかなか面白いものが見られた気がします。
この個体はどうして体色が変化したのでしょう? 実に興味深いですね。
ちなみに、このブセの辺りは照明が直射しないように浮草で影を作っています。その辺も関係しているのでしょうか?ちょっとお勉強してみましょう。
我、すでに空なり?
ではでは、さくさくっとお話ししますね。
まずは体色の濃淡について、その違いの理由を考えてみましょう。
魚は声によるコミュニケーションが取れません。
そのため視覚によってコミュニケーションを行なっていると言われています。つまり体色の変化は、魚にとってその時の気分や意思表示をしていると言えるんですね。
体色が濃くなる例として一番多いのは、興奮した時や発情している時。つまり、他の個体に対して積極的にアピールしている状態と言えます。
では逆に、体色が薄くなる例として一番多いのは何でしょう?
これはアクアリストにとっては体調を崩している時とゆうのが一番思い当たるのですが、おそらく興奮や発情とは逆の状態と考えた方が自然でしょう。
となると、こんな仮説が浮かびます。
今回ご紹介した個体の場合、その一連の行動と照らし合わせてみると、安心出来る隠れ場所にいる時は通常の体色になり、他の個体と接触する場所に出る時は小競り合いを避けるために敢えて体色を薄くして「争う気はないよ」とアピールしていたのではないでしょうか?
ぶっちゃけ言うと「空気になる」ってことですかね。
あとがき
体色の変化に関するお話は、あくまで一個人の仮説です。
でも、ベタやアピストに代表されるようなカラフルかつ体色の変化が著しい魚種を観察していると、あながち空想ではないような気もします。確か、性転換する魚種や、メスになりすますオカマちゃんのいる魚種も生物学的に認知されていましたよね。
それと似たようなものではないかと感じています。
前回の記事で「小さな変化を楽しむ」みたいなお話をしましたが、全体としては変化がなくとも個体別に観察していると案外面白い発見があるものです。
今後もそんなお話をお届けしたいと思います。お付き合い下さいませ。
それではまた。Moimoi!
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[2]返信
cory-paradise
2018年12月4日
>>1 Hanekko さん さいこー!!ww そうなんですよねー。近縁種だからなのか見た目はよく似ていますが、実物のパロスフロメヌスを見るとサイズ差に驚きます。ほんとパロスフロメヌスは小さいですよね。・・・でも、ちょっと興味ありますね。w |
[1]返信
Hanekko
2018年11月28日
しゃちさいこー! さてと、今回の子はブセ好きなんですね、気が合いそう(笑) それにしても、パロスフロメヌスと似てますね~。同じ水域だからかなぁ!? |