突然の

昨晩、ゴールデンハニードワーフグラミーのゆずが死にました。

原因不明の突然死でした。

夜、いつも通りにごはんをあげて、元気に食べていたゆず。
メディフィッシュだったので、みんなと一緒によく食いついていました。

私はテレビを見ていて、しばらくしてから水槽に目をやると、ゆずが泳いでいる姿が見えない。

どこかの陰でぼーっとしているのかな？と覗き込むも見当たらず。

あちこち探していると、流木の下から見慣れた黄色い身体が。

グラミーさんは隙間に無理矢理にでも潜り込むのが好きなので、またいつものようにやってるのかと思いました。
でもその割には少しも動かない。

まさかと思って、流木をどけてみたら、ゆずは死んでいました。

まだ生きているんじゃないかと思うくらい、可愛らしい姿のままで、傷も病変もありませんでした。

けれども網でつついてみてもぴくりともせず、すくってやろうとすると、硬直したみたいに動かない身体が、そのまま水中に舞いました。

それを掬って、水槽から出して改めて見て、死んでしまった…と。

外は雪で寒くて、とてもじゃないけど、ゆずにはつらすぎるだろうお天気で。
申し訳なく思いながら、ベランダの植木鉢の土の中に埋めてやりました。

みかんよりはひとまわり大きいとはいえ、まだまだ小さな子どもでした。
これから育て上げてやろうと思っていた子です。一番のお気に入りでした。

死因はわかりません。
流木の下に顔を突っ込んで、挟まって抜けられなくなったのかもしれない。
なんでも口に入れるから、エサや何かを喉に詰まらせたのかもしれない。

何かしらストレスを感じていたのかもしれない。

私が気付くまで、どれぐらい苦しんでいたのだろう。つらかったろうなぁ。大きくなるまで育ててあげられなくてごめんね。

ゆずのいなくなった水槽は、少し寂しくなりました。
でも、みかんもこうめもわかばもミナミーズも、何事もなかったかのように元気に泳ぎ回っています。魚って強いなぁ。いちいちこんなことで悩んだり心を痛めることなんてなくて、ただ必死で自分の命を精一杯生きてるんやろなぁ。

そんなことを考えさせられたゆずの死でした。