特集を読んで※毒吐き注意
iori
2017/02/26(日)17:09
※アクアリウムという単語が、あまりに意味が広義過ぎてぼやけてしまっている。
という主張を以前日記でしましたが、今回便宜上そのままアクアリウムと呼びます。
ボトルアクアリウムというといかにもハードルが高い難しそうなイメージです。バランスドアクア、とでも言いましょうか。
というか現に自分は維持の難易度は小型水槽に並ぶほど難しいモノだと認識していました。
しかしこのボトリウム、極限まで単純化されたルールで「それを守りさえすれば誰でも」という敷居の低さを実現したものですね。
新規参入者が良く陥る、小型水槽の方が簡単と思わせといての落とし穴!を上手く回避させる発想だと感じました。
オシャレな小物の感覚で部屋においておけるしかも手作りでしかもペット。魅力です。
ただ個人的には、
「ボトリウムからアクアリウムに入った一定層は、結局アクアリウムとしては発展していかないんじゃないか」
というのが感想でした。そんな上手くいくものか、と。
簡単で低予算でかわいくて・・・しかしそれを
深く考えなくていいし勉強しなくていい、と認識する人も少なからずいるだろうと。
アクアリウム業界できちんとしたルールが作られていないのは(正確に言うとルールが保たれていないのは)
前述したとおりアクアリウムという趣味が広義過ぎて実際はルールが簡単にはいかないからです。
・生体のサイズ1cmに対して水量1ℓ
・生体を入れるのは水を入れて1週間後
・水替えは週一で全体の3割
・各病気の特徴と対処法
様々なルールがありました。今もこれらはネットで調べても簡単に出てきます。
しかしルールがルールとして定着しないのは、「これを守ったからと言って上手くいくとは限らないから」です。
むしろ考えなしに上記を守ってずっとうまくやっていける方が少数派でしょう。
ルールを守ってるはずなのに何で!?
という壁にぶち当たったとき、やめてしまうか勉強するか。
勉強したとして、その上記の単純化されたルールの中身を理解し、自分の水槽や生体に当てはめて考え実行するか。
これをする人は多分、最初から調べて始める人でしょう。少々高い敷居をエイ!とまたいでスタートをきる人たちです。
むしろ【水中】を自宅や自室に持ち込もうというのですから、そこに敷居はあって当然です。
ごくわずかな例やごく一部の獣医を除いて自分の水槽も自分の生体も自分しか面倒がみられません。
ショップの人が上手く教えられないのは、水槽の様子を直に見られないからというのもあります。
(pHくらいは説明してあげろよ!とは思いますがw)
生体を直接持って行って医者に診てもらうなんてことできないですしね。
小さくて簡単だからできる人は、小さくなく簡単でなくなったらできなくなってしまうというのが、自分の感じたところでした。
「コッピー」や「ゲーセンのウーパールーパー」を思い出します。
ボトリウムを入り口に、アクアショップに出入りするようになった人も幾人もいるというお話もありましたが、
魚を飼ったことがない人というのも実はあまりいないんじゃないでしょうか。本人もよく覚えていないだけで。
そして同じように「ボトリウムってのやったことがあって、水槽を始めてみたこともある・・・」という過去になっていくのではないかな、と。
そういえば自分も長続きしなかった趣味は沢山ありますね…。
その瞬間、多少の消費はあっても継続して業界に利益を捧げることはできませんでした…。
いちユーザーの勝手な話をさせていただければ、
業界ってのは敷居があって良いんです。
また仮にこれをきっかけに彼女や妻や子供に水槽趣味の理解は得られても、
場所と時間と予算を制限された環境でのボトリウムが理解され許容されるだけで、実際は夫の大型水槽となるとまったく別の問題になるだろうとも感じました。
金魚鉢で金魚を一匹飼うのを反対する人の方が多分少ないでしょうしね。
というか実際自分の妻にオススメして一緒にやってみないかと話してみたところ「こういう中途半端なのは要らん」と一蹴されました。
ボトリウムのお話自体は1つなにか作ってみようかなーと構想させる魅力がありました。
ボトリウムが優れたアクアリウムの一つの形であるというのはソレはソレとして、
「アクア業界の抱える問題点」と「(アクアリウムに限らず)狭い趣味の世界を広げる必要」は分けて考えたいと感じます。
しかしながら
>「水草レイアウト = ネイチャーアクアリウム」で、それ以外のものはレイアウトじゃないなんて言う人もいます。
これに異を唱えるというのは本当に素晴らしいです。
この一言でもうこの方に全力のエールを送ると決めました。
素人がどんなに声を張り上げても虚しいし耳障りなだけですが、プロの方からこれを言っていただけるとやっぱり心強ですね。
という主張を以前日記でしましたが、今回便宜上そのままアクアリウムと呼びます。
ボトルアクアリウムというといかにもハードルが高い難しそうなイメージです。バランスドアクア、とでも言いましょうか。
というか現に自分は維持の難易度は小型水槽に並ぶほど難しいモノだと認識していました。
しかしこのボトリウム、極限まで単純化されたルールで「それを守りさえすれば誰でも」という敷居の低さを実現したものですね。
新規参入者が良く陥る、小型水槽の方が簡単と思わせといての落とし穴!を上手く回避させる発想だと感じました。
オシャレな小物の感覚で部屋においておけるしかも手作りでしかもペット。魅力です。
ただ個人的には、
「ボトリウムからアクアリウムに入った一定層は、結局アクアリウムとしては発展していかないんじゃないか」
というのが感想でした。そんな上手くいくものか、と。
簡単で低予算でかわいくて・・・しかしそれを
深く考えなくていいし勉強しなくていい、と認識する人も少なからずいるだろうと。
アクアリウム業界できちんとしたルールが作られていないのは(正確に言うとルールが保たれていないのは)
前述したとおりアクアリウムという趣味が広義過ぎて実際はルールが簡単にはいかないからです。
・生体のサイズ1cmに対して水量1ℓ
・生体を入れるのは水を入れて1週間後
・水替えは週一で全体の3割
・各病気の特徴と対処法
様々なルールがありました。今もこれらはネットで調べても簡単に出てきます。
しかしルールがルールとして定着しないのは、「これを守ったからと言って上手くいくとは限らないから」です。
むしろ考えなしに上記を守ってずっとうまくやっていける方が少数派でしょう。
ルールを守ってるはずなのに何で!?
という壁にぶち当たったとき、やめてしまうか勉強するか。
勉強したとして、その上記の単純化されたルールの中身を理解し、自分の水槽や生体に当てはめて考え実行するか。
これをする人は多分、最初から調べて始める人でしょう。少々高い敷居をエイ!とまたいでスタートをきる人たちです。
むしろ【水中】を自宅や自室に持ち込もうというのですから、そこに敷居はあって当然です。
ごくわずかな例やごく一部の獣医を除いて自分の水槽も自分の生体も自分しか面倒がみられません。
ショップの人が上手く教えられないのは、水槽の様子を直に見られないからというのもあります。
(pHくらいは説明してあげろよ!とは思いますがw)
生体を直接持って行って医者に診てもらうなんてことできないですしね。
小さくて簡単だからできる人は、小さくなく簡単でなくなったらできなくなってしまうというのが、自分の感じたところでした。
「コッピー」や「ゲーセンのウーパールーパー」を思い出します。
ボトリウムを入り口に、アクアショップに出入りするようになった人も幾人もいるというお話もありましたが、
魚を飼ったことがない人というのも実はあまりいないんじゃないでしょうか。本人もよく覚えていないだけで。
そして同じように「ボトリウムってのやったことがあって、水槽を始めてみたこともある・・・」という過去になっていくのではないかな、と。
そういえば自分も長続きしなかった趣味は沢山ありますね…。
その瞬間、多少の消費はあっても継続して業界に利益を捧げることはできませんでした…。
いちユーザーの勝手な話をさせていただければ、
業界ってのは敷居があって良いんです。
また仮にこれをきっかけに彼女や妻や子供に水槽趣味の理解は得られても、
場所と時間と予算を制限された環境でのボトリウムが理解され許容されるだけで、実際は夫の大型水槽となるとまったく別の問題になるだろうとも感じました。
金魚鉢で金魚を一匹飼うのを反対する人の方が多分少ないでしょうしね。
というか実際自分の妻にオススメして一緒にやってみないかと話してみたところ「こういう中途半端なのは要らん」と一蹴されました。
ボトリウムのお話自体は1つなにか作ってみようかなーと構想させる魅力がありました。
ボトリウムが優れたアクアリウムの一つの形であるというのはソレはソレとして、
「アクア業界の抱える問題点」と「(アクアリウムに限らず)狭い趣味の世界を広げる必要」は分けて考えたいと感じます。
しかしながら
>「水草レイアウト = ネイチャーアクアリウム」で、それ以外のものはレイアウトじゃないなんて言う人もいます。
これに異を唱えるというのは本当に素晴らしいです。
この一言でもうこの方に全力のエールを送ると決めました。
素人がどんなに声を張り上げても虚しいし耳障りなだけですが、プロの方からこれを言っていただけるとやっぱり心強ですね。
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[12]返信
iori
2017年2月27日
>>11 確かに。 ペットというと語弊があるのではないか?と不安に思えるくらい違和感を感じることもありますね。 魚一個体単位で「飼育」している方も当然沢山いますけど、やはり自分は水槽環境単位での「維持」の方がしっくりきます。 ボトリウムはその小ささで「飼育」と「維持」の丁度いいところを突いている「創作」ジャンルなのかもしれません。 ルールの中ですでに単独飼育であることは明記されていますしね。 限られた水量で維持するためのルールですが、この一対一の関係性はその理由以上に大きいかも。 そういう見方をすれば、「創作」と「飼育」と「維持」のどれ(あるいは全部)に魅力を感じるかを新規で始めてみた本人に委ねることができる このボトリウムは小さな見た目以上に新規さんにいろんな道を提示できるジャンルにも思えます。 知らず知らずのうちに「大切なのは維持なのです」という決めつけを自分の中に作っていたかもしれませんね。 これから始めようとする人に、まず注意を促すというのは ネガティブイメージを植え付ける悪手であることもある、と。 |
[11]返信
鷲みるく
2017年2月27日
どんな趣味でも突き詰めていけばどんどん狭くなっていくんですよね。 私の場合だと絵です。落書きは出来ても、本格的にペンや絵の具を使ったりデジタルとか無理(^_^;)根気が続きません。 アクアリウムはそういう創作系の趣味に似ていて、水槽1つ1つがそれぞれの作品。 納得いく状態に仕上がるまで試行錯誤する行程を楽しむもののように思えます。 作品パースの中に生き物がいるのだから、その分ハードルが上がるのは当然かなと思いました。 魚はペットと言うにはとっつき難いんですよね。 見てて綺麗だなとは思っても、犬や猫のように触れ合って、甘えてきて、時には悪戯して困ったり困らせたりなどの「相互で関わる」関係がほぼないため、 実際に飼って餌くれくれなどを経験するまでは愛着がわき難い。 そういう部分も「敷居が高い」原因だと思いました。 |
[10]返信
iori
2017年2月27日
>>7 『転んで擦りむいても、自分で起き上がって絆創膏貼ってまた走り出す、そんな気持ちの強い人でないとアクアリウムは成功できない。』 『それでは趣味としてはダメです。』 特集本文で印象に残ってるフレーズですね。 コレに全面的に反対するつもりはありませんが、個人的には 『趣味ってのはそういうもんです。』かなぁと。 何かを趣味にする時まず難易度と値段が高いものを~という方は一定数いるように感じます。 これはアメトークのギター芸人回で言われてたことなんですが、 「楽器始める時はなるべく高めなのを買え!簡単にやめられないように」 と言ってた人がいて、何ともシンドイ話だと感じましたが同時に目から鱗でもありました。 そういう入り方もあるのねと。少々極論ではありますが。 誰も彼もがそんなにやる気になれるわけじゃないというのもわかりますが、 逆に興味を持ってもらう手段が補助輪付き自転車というのも極端だと思うのですよ。 こけた時、まだ走り続けたいと思えるような裾野の広げ方は無いものでしょうか。 難しいですね。 |
[9]返信
iori
2017年2月27日
>>6 手のひらオーバーフロー水槽を用意する手間がまずハードルたっかそうです・・・。 容器さえフォーマットがあれば、「これでサンゴ水槽やってみよう!」という層がいるかもですね。 メーカーに売りこんで商品化まで漕ぎつけないと難しそうです。 話がズレました・・・。 つまりはいかにして難しいというマイナス意識や抵抗を和らげて、門戸を開放しようかという話なんですよね。 閉鎖的で偏屈な趣味にしたままなのは良くないと。 たしかに自分も勝手に海水に苦手意識持ってますね。 「これを使ってこうやればホラこんなに簡単にできる!」 その手段や器具を発明することで手に取る方が増えるであろうというのはまったくもって納得するところなのですが、 そこに「考えなくてもいいんですよー」というニュアンスのメッセージを付け加えるようなのはやめてー!と特集本文を読んで感じたのです。 chirikuwaさんの素晴らしい手のひら水槽は経験と研究と試行錯誤の上に成り立っているもので。 新規さんに同じ経験をつめと言っているのではなく、「こういう理屈なんだぜ!だからコレでも簡単にできるんだぜ!」と理解を求めてからああ文字制限 |
[7]返信
コリだらス
2017年2月27日
自分が好きでやってる趣味についてこんなに深く考えた事なかったなー 特集の文章の中に引っかかる部分はあったけど楽しみ方、考え方は人それぞれあるね^ - ^ マイルールって程の事でもないけど 迷ったら難易度の高い方、値段の高い方から始めるみたいなのはある。 ゆうても入門種で安い魚でも惚れたらとことん飼いますけどね(^^) 何事でもそうですが壁にぶち当たって必死に調べてチャレンジしてクリアする失敗するってのは大事やと思いますねー |
[6]返信
chirikuwa
2017年2月27日
実は私の水槽は1つのライブロックのボトリウムから始まっています。まぁ、今はそのライブロックは影も形もなくなってしまいましたが、その頃からの微生物やプランクトンの蓄積が今の水槽かなーと。 海水ボトリウムが難しいと思い、いろいろ試して完成したのが700mlの手のひらオーバーフローで、半年水足しのみで維持できるレベルには達しているのですが、なかなか真似してくれる人は現れませんね・・・。個人的には、サンゴの敷居を下げてもっといろんな人に試してもらいたいなーと考えています。 でもまぁ、生物だからこそルールを守れば絶対に成功するなどあり得ず、それでめげてしまう人が多いのも事実ですからねぇ・・・ |
[5]返信
iori
2017年2月26日
>>3 実際問題 飽きてから死なせるより、死なせてしまったから飽きる、方が多いのではと思いますけどね。 それが良い悪いと言っているわけではなく、 失敗してしまった時「ルールは守ってるのになんでぇ↑!!?」と拗ねられると「あのな!?」とひとこと言いたくもなっちゃうという話です。 「簡単というならやってみよう」ではなく「簡単なヤツからやってみよう」であってほしいという願いですね。 いや、そのままボトリウム『だけ』にどっぷりハマる、という道もあるかとは思いますが…。 自分は気合を入れてスタートをきったものですら今はもうほとんど残っていません・・・。 ましてやちょっと興味を持ってみたものなんて残ってるはずもなく、それがちょっと悲しくもありますが。 |
[4]返信
iori
2017年2月26日
>>1 自分も敷居はありました。 床の耐荷重から設備一通りの重さと金額、維持する手間が日々このくらいになる、と考えてスタートしましたが・・・ いやまぁ思い通りにはいかないもんですね。経験のないことに対しての計画なんてあてにならないもんです。 ちくしょーと思ったときにそれでも続けられたのはやはり、やりたいという強い気持ちからでしたから。 >>2 >飼いたい魚について調べていたら、最低でも難しいことがわかって、今置ける最大の水槽として30cmキューブから入りました。 これが大切なんだと思うんですよ本当。 ちょっと気まぐれに触ってみて、「うーんこんなもんかぁ。」というんじゃなく やるならちょっとスタートダッシュだけでもやる気出してみ?と思うんです。 好き嫌い合う合わないをきちんと感じるには、小さな入り口1つでは情報が無さすぎるんです。 アクアリウムに限らないんですよ。 様々な趣味は、物を手にして実際に触ってみるよりも前から既に始まってるんだと思ってます。 ボトリウムを始める時も「ボトリウムって何?へー!なんでこんな小さな空間で飼えるの?」とちょっと踏み込んだ気持ちを持っててほしいんです。 |
[3]返信
ラミレジィだいしゅき!
2017年2月26日
音楽2だった自分がベースもらって4年続けてますし運動オンチですが友達に誘われて中高ずっと陸上やってましたし、人間何がきっかけでハマるかはわからないのでこういう軽く入れるものは必要だとは思いますね 敷居が高そうでもとりあえず挑戦してみてダメならダメ、楽しいなら続けるとできることが大事だとは思いますが、ただ命を扱うものなので飽きたのなら死なせる前にショップにあげるなりなんなりはしてほしいですね |
[2]返信
六花
2017年2月26日
ボトリウムから始めようとしたけど、飼いたい魚について調べていたら、最低でも難しいことがわかって、今置ける最大の水槽として30cmキューブから入りました。 世のアクアリストさんからは、30cmキューブがメイン?って思われてそうですが、換水をコンスタントにやる気になれるサイズです。 ボトリウムも週一でいいならやってみようかな、って特集読んで思いました。 |
[1]返信
KT2
2017年2月26日
敷居はありますよね🤔 60センチの水槽、最初二の足踏みましたもん😕 |