コリドラスの混泳を考える
cory-paradise
2017/09/29(金)18:58
Moi! こんにちは。cory-paradiseです。
近頃とみに思うのですが、ニュースで流れる各国の首脳発言が過激ではないでしょうか?
原因はやはり北朝鮮問題ですね。
16年前のアメリカ同時多発テロ事件の以後、結果として国際的な軍事行動に発展した訳ですし、それと同じ危機が迫っているのではないかと危惧しています。しかも今回は日本のお隣さんの国がターゲットで、しかも核兵器がらみになりそうです。
何があっても、アクアリウムが出来る生活だけは守らねばなりませんね。
さてさて、本題は明るく参りましょう。
基本的に温和な性格で、どれも容姿が似かよっており、飼育方法にも大差がないことから、色々なコリドラスをコレクションして楽しんでいる方も多いと思います。
大抵の場合は上手くいきますし、致命的な問題が起こることは少ないでしょう。
ですが、絶対が無いのがアクアリウムです。
もっと飼育を楽しむため、コリドラス同士の異なる点に着目してみましょう。
-よーく観察しよう-
1.吻の形状による違い
個体差はありますが、吻の形状で性格が異なると言われています。
・ショート = 割とおとなしい
・セミロング= やや気性が荒い個体もいる
・ロング = 気性が荒い(かなり気性が荒い個体もいる)
-こっちがショート あっちがセミロング-
観察していると、吻が長くなるほど「もふもふ」が激しくなるのは間違いないようです。そのため、気性が荒いかどうかは別として他のコリドラスを蹴散らすことが多くなり、結果として弱い個体に餌が行き渡らなくなる可能性もあります。
ちなみに、あくまで経験上ですがCo.ロレトエンシスなどの小型でラウンドノーズとも呼ばれる種は餌取り争いが苦手な傾向にあります。
この種は単独か、ラウンドノーズ同志での飼育が望ましいと思います。
2.体形による違い
体形が異なるのには理由があると思っています。
主に生息環境の違いによるものでしょうが、飼育下であっても観察をしていると、やはり体形ごとに印象が異なってきます。
・エレガンス系 = パワーに劣る
・アエネウス系 = 結構パワフル
ふわふわ泳ぐ印象のエレガンス系はコリドラスの中では中型に分類されます。一方、アエネウス系は飼い込むと体格も大きくなり7~8cmサイズにまで育ちます。圧倒的に餌取り争いも積極的で、ショートノーズ系の中では最強の「もふ力」の持ち主ではないかと思っています。
導入時は問題なくても、将来的なことを考えると力の差が出てくるかもしれません。あくまで感覚的なもので根拠に乏しいものではありますが、一例としてご参考下さい。
-マイペースかな?-
3.サイズによる違い
これは単純にパワーの違いが産まれるからです。
当然、餌取り争いにも優劣が産まれてしまいますから、小さい個体は充分に餌がとれなくなる可能性があります。種によって最大体長は異なりますので、飼育したいコリドラスがどれ程大きくなるかは購入前に調べておきましょう。
またサイズ差が大きいと、同種でも同じ事が起きる可能性があります。いつでも隔離できる準備をしておく方がよいと思います。
-コリドラス界の横綱 どすこーい!-
4.産地による違い
これは好みの水質が異なる可能性を示しています。
基本は弱酸性の軟水を維持することですが、コリドラスは非常に広い範囲に分布していますので一部のワイルド産コリドラスは水質にうるさい種もいます。購入前には念のため推奨される水質が何か調べておくとよいでしょう。
国内ブリードの個体なら水質に神経質にならずとも飼育は可能と思いますので、どんな水槽をつくりたいかをイメージして、それに適した種を選択されるとよいでしょう。
コリドラスによく似た外見を持つ種としては、以下がよく知られています。
・スクレロミスタックス・バルバトゥス(スーパーバイヤニーニョ)
・ブロキス・スプレンデンス
・アスピドラス・パウキラディアトゥス
※バルバトゥスはコリドラス属とする見解もありますが、研究者の間でも議論が分かれています
このうち、バルバトゥスは飼育環境がやや異なります。
独特のスタイルを保つためにも(写真なくてすみません)水流は強めに、溶存酸素量は多く、高水温に弱いのでクーラー必須、ベアタンク禁止!といった感じで飼育難易度も高いです。
またロングノーズ種であるためか、割と気性の荒い個体が多いと思います。
一方、ブロキスとアスピドラスはコリドラスと同じ環境で飼育可能ですが、ブロキスは大きくなること、アスピドラスは小型で非力である点は注意した方がよいと思います。
ちなみに、ブロキスはエメラルドグリーンコリドラスの名称で販売されることもありますが、背ビレの形状(軟条の数)がコリドラスとは異なっているのが特徴です。
-「キミ、デカイね?」 「よろしく、ブロキスっす」-
コリドラスの魅力は何と言ってもコレクション性が高いことでしょう。
次から次へと集めていくことに快感を感じてしまう(私はそうゆう趣味は無いです)ほどの中毒性ですが、必ずしも全てが同じ飼育方法ではありませんし、今回お話したこと以外にも個性とゆう大事な要素があります。
万一の事態に備えて予備の水槽や、隔離出来るよう準備しておいた方が良いですし、導入時にはしっかりとトリートメントすることをおススメします。
その結果、水槽が増えるのはアクアリストの宿命なのです。・・・あしからず。
次回はコリドラスと他魚の混泳についてお話したいと思います。
それではまた。Moimoi!
近頃とみに思うのですが、ニュースで流れる各国の首脳発言が過激ではないでしょうか?
原因はやはり北朝鮮問題ですね。
16年前のアメリカ同時多発テロ事件の以後、結果として国際的な軍事行動に発展した訳ですし、それと同じ危機が迫っているのではないかと危惧しています。しかも今回は日本のお隣さんの国がターゲットで、しかも核兵器がらみになりそうです。
何があっても、アクアリウムが出来る生活だけは守らねばなりませんね。
さてさて、本題は明るく参りましょう。
コリドラス同士の混泳
基本的に温和な性格で、どれも容姿が似かよっており、飼育方法にも大差がないことから、色々なコリドラスをコレクションして楽しんでいる方も多いと思います。
大抵の場合は上手くいきますし、致命的な問題が起こることは少ないでしょう。
ですが、絶対が無いのがアクアリウムです。
もっと飼育を楽しむため、コリドラス同士の異なる点に着目してみましょう。
-よーく観察しよう-
1.吻の形状による違い
個体差はありますが、吻の形状で性格が異なると言われています。
・ショート = 割とおとなしい
・セミロング= やや気性が荒い個体もいる
・ロング = 気性が荒い(かなり気性が荒い個体もいる)
-こっちがショート あっちがセミロング-
観察していると、吻が長くなるほど「もふもふ」が激しくなるのは間違いないようです。そのため、気性が荒いかどうかは別として他のコリドラスを蹴散らすことが多くなり、結果として弱い個体に餌が行き渡らなくなる可能性もあります。
ちなみに、あくまで経験上ですがCo.ロレトエンシスなどの小型でラウンドノーズとも呼ばれる種は餌取り争いが苦手な傾向にあります。
この種は単独か、ラウンドノーズ同志での飼育が望ましいと思います。
2.体形による違い
体形が異なるのには理由があると思っています。
主に生息環境の違いによるものでしょうが、飼育下であっても観察をしていると、やはり体形ごとに印象が異なってきます。
・エレガンス系 = パワーに劣る
・アエネウス系 = 結構パワフル
ふわふわ泳ぐ印象のエレガンス系はコリドラスの中では中型に分類されます。一方、アエネウス系は飼い込むと体格も大きくなり7~8cmサイズにまで育ちます。圧倒的に餌取り争いも積極的で、ショートノーズ系の中では最強の「もふ力」の持ち主ではないかと思っています。
導入時は問題なくても、将来的なことを考えると力の差が出てくるかもしれません。あくまで感覚的なもので根拠に乏しいものではありますが、一例としてご参考下さい。
-マイペースかな?-
3.サイズによる違い
これは単純にパワーの違いが産まれるからです。
当然、餌取り争いにも優劣が産まれてしまいますから、小さい個体は充分に餌がとれなくなる可能性があります。種によって最大体長は異なりますので、飼育したいコリドラスがどれ程大きくなるかは購入前に調べておきましょう。
またサイズ差が大きいと、同種でも同じ事が起きる可能性があります。いつでも隔離できる準備をしておく方がよいと思います。
-コリドラス界の横綱 どすこーい!-
4.産地による違い
これは好みの水質が異なる可能性を示しています。
基本は弱酸性の軟水を維持することですが、コリドラスは非常に広い範囲に分布していますので一部のワイルド産コリドラスは水質にうるさい種もいます。購入前には念のため推奨される水質が何か調べておくとよいでしょう。
国内ブリードの個体なら水質に神経質にならずとも飼育は可能と思いますので、どんな水槽をつくりたいかをイメージして、それに適した種を選択されるとよいでしょう。
コリドラスと近縁種との混泳
コリドラスによく似た外見を持つ種としては、以下がよく知られています。
・スクレロミスタックス・バルバトゥス(スーパーバイヤニーニョ)
・ブロキス・スプレンデンス
・アスピドラス・パウキラディアトゥス
※バルバトゥスはコリドラス属とする見解もありますが、研究者の間でも議論が分かれています
このうち、バルバトゥスは飼育環境がやや異なります。
独特のスタイルを保つためにも(写真なくてすみません)水流は強めに、溶存酸素量は多く、高水温に弱いのでクーラー必須、ベアタンク禁止!といった感じで飼育難易度も高いです。
またロングノーズ種であるためか、割と気性の荒い個体が多いと思います。
一方、ブロキスとアスピドラスはコリドラスと同じ環境で飼育可能ですが、ブロキスは大きくなること、アスピドラスは小型で非力である点は注意した方がよいと思います。
ちなみに、ブロキスはエメラルドグリーンコリドラスの名称で販売されることもありますが、背ビレの形状(軟条の数)がコリドラスとは異なっているのが特徴です。
-「キミ、デカイね?」 「よろしく、ブロキスっす」-
あとがき
コリドラスの魅力は何と言ってもコレクション性が高いことでしょう。
次から次へと集めていくことに快感を感じてしまう(私はそうゆう趣味は無いです)ほどの中毒性ですが、必ずしも全てが同じ飼育方法ではありませんし、今回お話したこと以外にも個性とゆう大事な要素があります。
万一の事態に備えて予備の水槽や、隔離出来るよう準備しておいた方が良いですし、導入時にはしっかりとトリートメントすることをおススメします。
その結果、水槽が増えるのはアクアリストの宿命なのです。・・・あしからず。
次回はコリドラスと他魚の混泳についてお話したいと思います。
それではまた。Moimoi!
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[8]返信
cory-paradise
2017年10月1日
>>7 riparian さん デビルウィングですか?飼育していたとは羨ましいです。本当にかっこいいですよね。今のところスクレロミスタックス属はコリドラス属に含まれる説が有力なようですが、また分かれるかもしれませんね。 |
[7]返信
riparian
2017年10月1日
そういえばバルバトゥスってコリドラス属から離れたんでしたっけ 昔飼育していましたがロングノーズタイプらしく他のコリ達を蹴散らしていく様が名前の通り悪魔っぽい印象でした、でも黒くてカッコいいんですよね~ |
[6]返信
cory-paradise
2017年9月30日
>>3 えびちり さん こんなに人気あるとは意外でした。もちろん好きなんですけど、大きくなるので環境を選ぶ魚ではありますね。比較的小型でエメラルドグリーン系のコリドラス、うーん、思いつかないです。すみません。 |
[5]返信
cory-paradise
2017年9月30日
>>2 てのひら さん 体色が鈍い緑色に発色するのが良いですね。かっこいいだけでなく、肝が据わっていて常に前面にいますよ。 |
[4]返信
cory-paradise
2017年9月30日
>>1 もちもち さん アエネウスは割と成長速度が速い方だと思いますが、ムチムチとは余程居心地がよいのでしょうね。とても共感できる信条です。いずれ環境が整ったらブロキスをお迎え出来るといいですね。 |
[3]返信
えびちり
2017年9月30日
ブロキス人気ですね( ・∀・)私も欲しいな~と思っていろいろ調べた結果ちょっと無理そうかなと諦めた子です。キラキラのエメラルドグリーンが綺麗なんですよね~。 頑張って環境を揃えられたら一番ですけど、無理して飼うより身の丈に合った子を選んでお迎えしたいなーと(´ω`*) |
[2]返信
てのひら
2017年9月30日
あ〜ブロキスかっこい〜 |
[1]返信
もちもち
2017年9月29日
ブロキス!私の好きな種類ですw何かのサイトで見つけて好みの魚だったので調べてみたら大きくなる。。とw書いてあり諦めました(;^ω^)やっぱりそれぞれに合った場所を提供してあげたいし出来ないなら諦めようというのが信条です(*´ェ`*)うちの白コリ(アエネウス)さんは最初は小さかったのですがさすがアエネウスですねwムッチムチに育ってきてますwよく食べるし動きも元気イッパイです(*´∀`*) |