水槽立ち上げ記 改め ワイルドベタ繁殖記
cory-paradise
2018/08/17(金)16:38
Moi! こんにちは、cory-paradiseです。
コンビニの焼き鳥が美味し過ぎます。
最寄駅を降りると目の前にロー〇ンとセブ〇イレブン、自宅近くにはファ〇マがあって連日ローテーションで購入しては食べ比べています。
それだけならいいんでしょうが、焼き鳥にはやっぱりビールですよねー。ついつい常習化してしまい、元々やばい腹周りのボリュームがさらにやばいことになっています。
・・・うん、自重しなきゃですね。
ではでは、本編もボリューム増量で参りましょう。
さてさて、今回繁殖にチャレンジするのはこちらです。
ベタ・スマラグディナ♂
繁殖にチャレンジするのは2回目です。
前回は見事に失敗に終わっていますのでリベンジですね。
※関連記事もご覧下さい
http://aqualbum.com/diary.php?id=2084&pnuserid=608
http://aqualbum.com/diary.php?id=2090&pnuserid=608
http://aqualbum.com/diary.php?id=2094&pnuserid=608
今回使用する水槽は60cm規格水槽です。
この水槽でペア飼育のみですから、ちょっと贅沢に思われるかもしれません。
ですが繁殖行動が始まると、当分の間(約3~4週間)は水換えが出来なくなります。加えて上手く孵化までこぎつけば数十匹~100匹以上の稚魚が誕生するので、充分な水量を確保出来るサイズで行うことにしました。
繁殖は結果が出れば生体数が増えます。
こう考えると60cmでも狭いかもしれませんよね。
では肝心の水位を下げておく理由ですが、こちらを見て頂くと納得されると思います。
cory-paradiseツイッター⇒https://twitter.com/coryparadise2/status/1030249868361486336
泡巣をつくるスプレンデンスグループでは、産卵後の卵を守るのは雄の役割です。
時折こぼれてくる卵を拾い集めては泡巣に戻す作業を、稚魚が孵化するまで不眠不休で行います。もちろん餌も食べません。水深を浅くしておくのは、少しでも作業負担を減らすためなのです。
ただ、ベタの飼育では繁殖準備に関わらず水位は下げておいた方が良いです。
理由は簡単。ずばり飛び出し防止ですね。
もちろん蓋もしっかり併用して、すき間はウールマットや鉢底ネットなどを使って埋めておきましょう。ベタのジャンプ力を侮ってはいけません。
ベタの繁殖準備は水槽を用意する前から始まります。いわゆるお見合いですね。
別々の水槽で飼育している雌雄を隣り合わせにして、お互いを見せ合う方法が一般的かつリスクも低いと思います。もしここで、どちらかが怯えてパニックを起こすようなら相性は良くないと判断しお見合いは中止しましょう。
日を置いて行うと上手くいったりもしますので、焦らずにいきましょうね。
雄は雌の姿を見ると各ヒレを拡げてアピールをします。
これがベタの代名詞とも言えるフレアリングですね。また、盛んに泡巣を作り始めます。大きくて密度の高いぶ厚い泡巣を作れることが、繁殖に適した雄の条件と言えるでしょう。
一方の雌はと言うと、中には気が強くてフレアリングし返す個体もいますが、大抵は逃げるかじっと雄の行動を見ているかのどちらかです。
ベタの場合、子育ては雄の役割ですから甲斐性があるか見定めているのでしょうね。
やがて雄の姿に刺激を受けた雌は、急速に卵巣が発達し抱卵します。腹部がぽっこりしてくる事でもわかりますが、写真のように体側部に横線が現れたら発情しているサインです。
私の場合は3、4日ほど観察をし、雌雄の相性は良いと判断したら繁殖水槽に移動させます。
とは言え、いきなり一緒にしてしまうのはいけません。
水槽移動のストレスで、ベタの方は恋どころではなくなっています。ここでもう一度お見合いから始めるため隔離箱を設置しておくのです。
またペアリングして産卵するまでの間、雌は雄の激しいアプローチによってかなりのダメージを受けてしまいます。もちろん産卵自体も雌の体力を奪う行為ですね。
そのため産卵後の一時避難場所にしたり、もしくは雄親が卵や稚魚を食べ出した際には文字通り隔離するためにも役立ちます。
ベタの繁殖と聞いて「遂にシンフォニーを殖やすのか!?」と思った方もいらっしゃるでしょうね。
期待が外れて申し訳ないのですが、以前にも触れたようにシンフォニーの雄が全く泡巣を作らないのです。理由は何かあるのでしょうが、今のところ不明なまま手がかりなしです。
そんな折、某ベタSHOPの通販サイトでスマラグディナが大量入荷しているのが目にとまり購入しました。まだまだ若い雄でしたが、しっかりと育成した甲斐もあって立派に成長してくれたので、今回繁殖に踏み切ったのです。
私の日記にありがちなことですが、実は今回のお話しは7月の始め頃の出来事です。現在は30匹前後の稚魚達の育児に追われていますが、すくすくと育っていく姿に日々癒されております。
そんな訳でして、今シリーズは稚魚達の卒業までお届けすることが出来ると思います。皆様には今後もお付き合いとお楽しみ頂ければ幸いです。
それではまた。Moimoi!
コリドラスだらけのオリジナルイラスト全40種
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コンビニの焼き鳥が美味し過ぎます。
最寄駅を降りると目の前にロー〇ンとセブ〇イレブン、自宅近くにはファ〇マがあって連日ローテーションで購入しては食べ比べています。
それだけならいいんでしょうが、焼き鳥にはやっぱりビールですよねー。ついつい常習化してしまい、元々やばい腹周りのボリュームがさらにやばいことになっています。
・・・うん、自重しなきゃですね。
ではでは、本編もボリューム増量で参りましょう。
路線変更? いやいや予定どおり
ワイルドベタの繁殖準備
さてさて、今回繁殖にチャレンジするのはこちらです。
ベタ・スマラグディナ♂
繁殖にチャレンジするのは2回目です。
前回は見事に失敗に終わっていますのでリベンジですね。
※関連記事もご覧下さい
http://aqualbum.com/diary.php?id=2084&pnuserid=608
http://aqualbum.com/diary.php?id=2090&pnuserid=608
http://aqualbum.com/diary.php?id=2094&pnuserid=608
今回使用する水槽は60cm規格水槽です。
この水槽でペア飼育のみですから、ちょっと贅沢に思われるかもしれません。
ですが繁殖行動が始まると、当分の間(約3~4週間)は水換えが出来なくなります。加えて上手く孵化までこぎつけば数十匹~100匹以上の稚魚が誕生するので、充分な水量を確保出来るサイズで行うことにしました。
繁殖は結果が出れば生体数が増えます。
こう考えると60cmでも狭いかもしれませんよね。
では肝心の水位を下げておく理由ですが、こちらを見て頂くと納得されると思います。
cory-paradiseツイッター⇒https://twitter.com/coryparadise2/status/1030249868361486336
泡巣をつくるスプレンデンスグループでは、産卵後の卵を守るのは雄の役割です。
時折こぼれてくる卵を拾い集めては泡巣に戻す作業を、稚魚が孵化するまで不眠不休で行います。もちろん餌も食べません。水深を浅くしておくのは、少しでも作業負担を減らすためなのです。
ただ、ベタの飼育では繁殖準備に関わらず水位は下げておいた方が良いです。
理由は簡単。ずばり飛び出し防止ですね。
もちろん蓋もしっかり併用して、すき間はウールマットや鉢底ネットなどを使って埋めておきましょう。ベタのジャンプ力を侮ってはいけません。
ベタの繁殖は安全第一
ベタの繁殖準備は水槽を用意する前から始まります。いわゆるお見合いですね。
別々の水槽で飼育している雌雄を隣り合わせにして、お互いを見せ合う方法が一般的かつリスクも低いと思います。もしここで、どちらかが怯えてパニックを起こすようなら相性は良くないと判断しお見合いは中止しましょう。
日を置いて行うと上手くいったりもしますので、焦らずにいきましょうね。
雄は雌の姿を見ると各ヒレを拡げてアピールをします。
これがベタの代名詞とも言えるフレアリングですね。また、盛んに泡巣を作り始めます。大きくて密度の高いぶ厚い泡巣を作れることが、繁殖に適した雄の条件と言えるでしょう。
一方の雌はと言うと、中には気が強くてフレアリングし返す個体もいますが、大抵は逃げるかじっと雄の行動を見ているかのどちらかです。
ベタの場合、子育ては雄の役割ですから甲斐性があるか見定めているのでしょうね。
やがて雄の姿に刺激を受けた雌は、急速に卵巣が発達し抱卵します。腹部がぽっこりしてくる事でもわかりますが、写真のように体側部に横線が現れたら発情しているサインです。
私の場合は3、4日ほど観察をし、雌雄の相性は良いと判断したら繁殖水槽に移動させます。
とは言え、いきなり一緒にしてしまうのはいけません。
水槽移動のストレスで、ベタの方は恋どころではなくなっています。ここでもう一度お見合いから始めるため隔離箱を設置しておくのです。
またペアリングして産卵するまでの間、雌は雄の激しいアプローチによってかなりのダメージを受けてしまいます。もちろん産卵自体も雌の体力を奪う行為ですね。
そのため産卵後の一時避難場所にしたり、もしくは雄親が卵や稚魚を食べ出した際には文字通り隔離するためにも役立ちます。
あとがき
ベタの繁殖と聞いて「遂にシンフォニーを殖やすのか!?」と思った方もいらっしゃるでしょうね。
期待が外れて申し訳ないのですが、以前にも触れたようにシンフォニーの雄が全く泡巣を作らないのです。理由は何かあるのでしょうが、今のところ不明なまま手がかりなしです。
そんな折、某ベタSHOPの通販サイトでスマラグディナが大量入荷しているのが目にとまり購入しました。まだまだ若い雄でしたが、しっかりと育成した甲斐もあって立派に成長してくれたので、今回繁殖に踏み切ったのです。
私の日記にありがちなことですが、実は今回のお話しは7月の始め頃の出来事です。現在は30匹前後の稚魚達の育児に追われていますが、すくすくと育っていく姿に日々癒されております。
そんな訳でして、今シリーズは稚魚達の卒業までお届けすることが出来ると思います。皆様には今後もお付き合いとお楽しみ頂ければ幸いです。
それではまた。Moimoi!
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[10]返信
cory-paradise
2018年8月20日
>>5 riparian さん いえいえ、過去にも記事しているので今回は内容を結構はしょっちゃいました。w とは言え成功例としてお届けできると思いますので今後もお楽しみ下さい。 アナバスの仲間は稚魚が小さくて生存率が低いのが難しく感じるのでしょうね。その辺の対策は次回辺りでお届けします。 |
[9]返信
cory-paradise
2018年8月20日
>>4 OTE さん スタンプありがとうございます。使いどころが難しいと好評です。w ベタの繁殖は種親にとってリスクが高い面が難易度を上げている一因でしょうね。でもベタの寿命を考えると人生で1回きりの大イベントかもしれませんから、情熱的になるのもうなづける気がします。 |
[8]返信
cory-paradise
2018年8月20日
>>3 Hanekko さん 産み付けて丸一日くらいは落ちにくいのですが、おそらく卵の成長とともに重量が増して落ちてくるようです。泡巣の密度が高いと落ちにくいのですが、泡巣の補強よりも卵のクリーニング(卵を口に入れて表面のカビや雑菌を取り除くらしいです)に追われてしまうのも理由の一つでしょうね。 何とかしたいとは思いますが、人の手で助けられることはなさそうです。 |
[7]返信
cory-paradise
2018年8月20日
>>2 ぬまがい さん こればっかりは仕方ないでしょうね。ビオトープですと横見が出来ないので気付きにくいこともあるでしょうしね。育児の方を頑張って下さい。 シンフォニーは泡巣が貧弱と言う以前に、本当にまったく作らないんですよ。最近はメスを見せてもフレアリングすらおろそかな感じがします。w |
[6]返信
cory-paradise
2018年8月20日
>>1 プテルス さん うーん、内緒です。w そんなに多くはないと思いますよ。ベタの通常飼育はプラケで充分ですし、繁殖水槽はシーズンオフのコリ水槽をリメイクして使っています。 ベタは年中繁殖可能ですね。低気圧や月齢の影響も少なからずあるのでしょうが気にした事はないですよ。 |
[5]返信
riparian
2018年8月19日
わかりやすい説明、アナバスの仲間の繁殖は一時期挑戦したことがありますがうまくいきませんでした、私も何れ再チャレンジしてみたいです |
[4]返信
OTE
2018年8月18日
繁殖ってのは難しいのですなぁ……。ミナミヌマエビは勝手に増えるのに。 あ、スタンプ購入しました! |
[3]返信
Hanekko
2018年8月17日
へぇー😯 なんで水位下げるのかと思ったら、あの卵拾い上げ動画を見て納得です。 そもそも落ちないようにってしてやれないもんですかねぇ??(笑) |
[2]返信
ぬまがい
2018年8月17日
メスを殺してしまった僕には耳の痛いお話ですね… 今年はもう産卵しないかなと思い、産卵箱を撤去して、観察も疎かになってましたね。日々の観察の大切さを思い知りました。 シンフォニーのことですが、もしかしたら泡巣が貧弱なタイプかもしれませんね。あくまで推測ですが…(汗) チョウセンブナも泡巣が小さくて弱いので水面にプラスチックのシェルター(アクアライン参照)を入れてそこに産卵したようです。 |
[1]返信
プテルス
2018年8月17日
果たしてパラさんちの水槽は何本あるのか… まだ新しいのが出てくるのか…(笑) ここらの種もやっぱり低気圧爆弾きたりして手入れると繁殖ウハウハタイムになるんですかね? とはいえ、今回順調そうで何よりですね(^^) |