コリドラスの繁殖を考える⑥


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cory-paradise 2018/03/19(月)20:02
この記事は『熱帯魚なめんな!』様に投稿したcory-paradiseのコメントを編集しています。
また、文中で『熱帯魚なめんな!』様が作成された文章を引用しています。
投稿した記事はこちら⇒“コリドラスの繁殖をしよう!産卵から稚魚の育成まで!”http://xn--q9ja2e8c2581adqyab74d.com/2016/10/17/%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%B9%81%E6%AE%96%E3%82%92%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%EF%BC%81%E7%94%A3%E5%8D%B5%E3%81%8B%E3%82%89%E7%A8%9A%E9%AD%9A%E3%81%AE%E8%82%B2%E6%88%90/
cory-paradiseは『熱帯魚なめんな!』を応援しています。

Moi! こんにちは、cory-paradiseです。

通勤帰りに、駅のホームドアに寄りかかって和風ツナおむすびを頬張る外人さんと遭遇しました。
20代と思われる白人男性なのですが、駅員さんが「ホームドアに寄りかからないで下さい」とアナウンスしても無反応な様子から、日本語がわからないのでしょうね。
とは言え、マナー的には見逃せないのでジェスチャーを交えてこっちにおいでと声をかけたんです。
すると彼は驚いた表情で……
「ゴメンナサイ、コレガ最後ノ1個デス」

・・・おむすびぢゃねぇよっ!!
どんだけ腹減ってそうな顔してたんだよ。って言うか、日本語わかるぢゃん。

異文化交流って、難しいですね。
こちらは交流ウェルカム! 本編もよろしくです。

なんとなーくが通用する間はいいけどね


繁殖ってcory-paradiseさんの言うとおり良い結果になることばかりじゃないよね。
でもそれでも挑戦したい。
なんかうまく言葉に出来ないけど、そこをなんとなくじゃなくて考えていくことはとても大事なのかもしれないって改めて思ったよ。※『熱帯魚なめんな!』ホストキャラクター根黒ぷれ子さんのお言葉から引用
今回のテーマは「稚魚~幼魚期の給餌」についてのお話しですが、これを熱帯魚なめんな!様に投稿した際、このようなお言葉を頂きました。



せっかく産まれた稚魚を健康で大きく育てたい。そんな思いから餌にスポットを当ててみましたが、内容的には一般的に知られていることと大して変わりません。いわゆる基本ですね。
基本の凄いところは「なんとなーく」でもその通りに行動していれば、極端な失敗をすることもなく結果が付いてくることです。
しかし、コリドラスのようになんとなーく飼育しているうちに繁殖してしまう魚は結構いるものでして、すると途端になんとなーくが通用しなくなることも珍しくありません。
どうしてでしょう? それは事態に対処する力があるかどうかの違いです。

100%基本通りのことが実行出来なくても、どこまでがセーフで、どこからがアウトなのかを基本と照らし合わせて判断することが対処する力だと思っています。
今回、基本に立ち返ったお話しをするのは確認の意味もありますが、基本と異なる部分にどう対処したら良いかを考える機会でもあると思うのです。

稚魚と幼魚をざっくり分ける


ここでは稚魚と幼魚の私なりの定義と、与えている餌の種類を紹介します。基本的に成長を促すため、動物性の餌を多用しているのが特徴です。

稚魚→生後5・6週目まで、体長2cm以内で体の模様は幼魚班のまま
餌 →孵化ブラインシュリンプ
   稚魚用人工飼料
   アルテミア
    ※孵化ブライン単独か、2or3種MIX

幼魚→生後5・6週目以降、体長2cm以上、ほぼ成魚と同じ体型・模様
餌 →冷凍ミジンコ
   冷凍ベビーブライン
   冷凍アカムシ(刻み)
   ヒカリクレストディスカス
   キャット(小粒タイプ)
   グロウD
    ※上記をワンパターン化しないようMIX

餌はあげるだけでなく食べさせるもの


さて、ようやく本題です。稚魚や幼魚に充分な給餌を行うとはどうゆうことか?
一言で言うと、稚魚は常にお腹いっぱいにさせておくこと。幼魚には成長に必要な栄養を与えつつ、餌のバリエーションを増やしていくこと。となります。



熱帯魚飼育において一般的な給餌方法は、最低でも朝晩2回、数分で食べきれる量と言われます。
しかし稚魚や幼魚の場合、これは文字通り死なせない為の最低ラインであり、これで大丈夫と保証するものではありません。
しかも、コリドラスは餌をとることが下手です。
稚魚ともなれば、飼育者が観察と工夫をしながら上手に給餌をしないといけません。折角産まれた新しい命ですから、可哀そうな目に合わせたくないのが親心ですよね。
そんな思いを踏まえつつ、以下に私が実践している例を補足しながら挙げたいと思います。

・流木やシェルター等を用いて暗がりをつくる(稚魚が集まる)
・給餌の際はフィルター等を停止して水流を止める(餌を底に留まらせる)
稚魚は小さく泳ぎが下手です。あまり餌を探し回らないで済むように、なるべく密集しているところを狙って餌を投入するのが効率的です。
また、水流があると細かい餌は流れてしまいます。フィルターを止めるのが不安な方もいると思いますが、私の経験上では1時間停止させても問題ありませんでした。もちろん環境やフィルターの種類にもよりますので、目安は30分程度が妥当かと思います。

・1日の給餌回数は目標3回(平日は起床時、帰宅時、消灯30分前)
・1回の給餌量は魚達のお腹の様子を観察して調節する
・餌は一度に全量投入せず、数回に分けて投入する
・給餌後は15分程度観察する(フィルターも停止したまま)
給餌回数は飼育者にとって頑張りどころです。
給餌後の観察を含めると結構な時間になりますが、ここでの頑張りが稚魚の成長とゆう嬉しい結果に繋がります。それに稚魚の食事風景を見るのは楽しいですよ。
孵化ブラインシュリンプを与えると稚魚のお腹がオレンジ色に膨らみます。それを目安に全ての稚魚に餌が行き渡っているかを注意して観察しながら給餌しましょう。
幼魚になるとお腹が透けて見えなくなりますが、観察を続けているとお腹の膨らみ具合で食べたかどうかがわかりますし、満腹時の表情もなんとなくわかるようになります。うん、たぶん。

・与える餌は全て流水にさらす(塩抜き&洗浄&人工飼料は水分を含ませ沈むように)
どの餌でも(MIXする場合も)流水に20秒程さらします。水道水で構いません。
孵化ブラインシュリンプはほぼ遊泳しなくなりますが、コリドラスは目で追って捕食するタイプではないので問題ありません
ちなみに、孵化ブラインは塩抜き&洗浄が甘いと水槽内にヒドラが発生することもあります。
数匹程度なら稚魚に害も無く駆除も簡単ですが、大発生してしまうと水槽のリセットもあり得ますのでご注意下さい。

・余った餌は取り置きしない(ケチらない)
特に冷凍餌は鮮度が著しく低下します。稚魚幼魚には常に新しい餌を与えられるようにしましょう。とは言え、余っても勿体ないからと過剰に給餌するのは絶対禁止です。



ざっとした説明ですが、これらを給餌の度に意識して行うようにしています。
先に述べたように結構な時間を要しますが、稚魚幼魚を満足に育成しようと思えば自然とそれなりの時間と労力を要するものです。
こうゆう言い方をすると繁殖にチャレンジするのを敬遠してしまう方もいるでしょうが、そこは心配ありません。とにかく稚魚幼魚が日々成長していく様を観察するのは何とも言えない楽しさ、感動、驚きがあり、時間なんてあっと言う間に過ぎてしまうからです。

あとがき


コリドラスは産卵させやすい種類があるように、育成しやすい種類もあります。
繁殖にチャレンジするにあたり、増やしたいコリドラスにチャレンジするのも結構ですが、最初は繁殖に関する情報の多い種類から始めて経験値を積むことを私はおススメします。

私の経験でも、産卵はするけど稚魚が育たない事例が数多くありました(今もあります)
せっかく産まれた稚魚が毎日ポツポツと★になっていく様を見続けるのは非常につらく悲しいことです。
現在はある程度の経験を積んだことで対処出来るようにはなりましたが、いずれにしても稚魚が育たない理由の上位に給餌の失敗はランクインします。餌の選択、給餌の仕方などオリジナリティが試されることは幾つかありますが、やはり基本に立ち返ることの方が多いのです。
アクアリウムの基本と言われることは、全て先達の創意工夫から現在に受け継がれてきたものです。そのことを今夜水槽を眺めながら、ちょっと考えてみませんか?

それではまた。Moimoi!
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[4]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月21日
>>3 オクトパス さん
仰る通りです。幼魚になりたてのCo.パンダがよく販売されていますが、餌が大きすぎて食べられずに★になる例も割と耳にします。でも稚魚期から育てた経験がないと気づけないのですよね。よい視点からの補足ありがとうございます。

[3]返信 オクトパス さん オクトパス 2018年3月21日
今回の”エサ問題”は、繁殖した時だけに限らず幼魚サイズのコリを、お迎えした時にも使えそうですね♪
結構その他の魚でも応用可能そうなので、覚えておくと便利そうです!

[2]返信 cory-paradise さん cory-paradise 2018年3月20日
掛け声が決め手なんでしょうね。w
仰るとおり基本通りにしても必ずイレギュラーは起こりますし、その時にセーフラインがどこか判断出来ないようでは基本を押さえたとは言えないのですよね。結果を出しているからこそ、経験者のアバウトさは想定の範囲内であるし、対処法もあるから可能なことなんですよね。そうゆうことを初心者の方にも伝えたいなーって思います。

[1]返信 コリだらス さん コリだらス 2018年3月20日
稚魚の飼育に関しては基本がもちろん大事ですが、それを踏まえた上でのイレギュラーな出来事に対しての対処ってありますね、それすら役に立たず死なせてしまう事も多々あります…( ̄^ ̄)

でもうちでは皿式で沸かしたブラインでさえ塩水ごとスポイトで吸って稚魚にブワーっと吹きかけます(怒られそう)
塩水浴じゃー!と、掛け声も忘れませんw
毎回のエサも目分量、プラス少しってイメージで大目に与えたりと、基本とは真逆の事をやっていたり…(°_°)

結果、経験でしょうか…
自分でここまでは大丈夫とラインを引いておく事が一番ですね(^-^)

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